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📉 オルカンの積立はナンピン?下がった日に買い増す前に知りたいこと

資産運用
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2026年11月5日、日経平均は4日続けて下がり、10月6日の終値70,683円から約13.6%下がりました📉 ニュースを見て「今こそ買い増し?」「でもナンピンは危ないって聞く」「そもそも毎月の積立ってナンピンと同じ?」と迷った方もいると思います。

先に答えると、積立はナンピンに似ているけれど、別物です。そして、日経平均が1,110円下がったこの日、オルカンの基準価額は上がっていました。

こんにちは、やんともです🏠 正直に言うと、私は今回の日経平均の4日続落に気づきませんでした。何もしていませんし、今のところやることもありません。

この記事で分かること👇

  • ナンピンのしくみと、「やめとけ」と言われる理由
  • 毎月の積立とナンピンの、似ているところ・違うところ
  • 下がった日にオルカンを買い増す前に気をつけたい4つ
  • 私のナンピンのルールの考え方

📉 ナンピンってなに?平均の買値が下がるしくみ

「ナンピン」とは、値段が下がったところで同じものを買い増して、平均の買値を下げることです。「平均の買値」は、1株あたりの買った値段の平均のこと。漢字では「難平」と書き、「損(難)をならす(平らにする)」という意味から来ている、と言われています。

たとえば、1,000円で100株買った株が800円に下がり、そこで100株買い増すと、平均の買値は900円になります。900円まで戻れば、損はなくなる計算です。

ナンピンのしくみ(たとえの数字)。1,000円で100株買った株が800円に下がり、そこで100株買い増すと、平均の買値は900円になる。900円まで戻れば損はなくなるが、下がり続けると損は買い増した株数のぶんだけ大きくなる
ナンピンで平均の買値が下がるしくみ(たとえの数字・手数料と税金は考えていません)
  • 以前(買い増す前):1,000円まで戻らないと損
  • いま(買い増したあと):900円まで戻れば損はなし

戻るまでのハードルが下がるのがナンピンのしくみです。でも、さらに下がると、損は買い増した株数のぶんだけ大きくなります。

ちなみに「損切り」は、値下がりした株を、損が出ている状態で売って、損を確定させることです。相場の格言には「下手なナンピン素寒貧(すかんぴん)」があり、考えなしに買い増し続けるとお金がなくなってしまう、という意味です💦

⚠️ 個別株のナンピンが「やめとけ」と言われる理由

とくに1つの会社の株(個別株)のナンピンは、「やめとけ」と言われやすいです。一般的な理由は3つあります。

  • 業績が悪くなって下がり続けることや、会社がつぶれて価値がほぼゼロになることもある。そのとき買い増していると、損はさらに大きくなる
  • 「ここが底」と思っても、いちばん下は誰にも分からない
  • 買い増すたびに手元のお金が減り、最後はお金がなくなる(素寒貧)

実は私も、ここで失敗しています。昔、特に考えもせず「下がった、ここが底だ」と思って買った株が、それ以上に下がって、耐えきれず損切りしたことがあります。

🔁 オルカンの積立はナンピン?似ているところ・違うところ

似ているところ:安い月ほど多く買える

毎月同じ金額で買うと、値段が安い月ほど多くの「口数」を買えます。「口数」は投資信託を持っている量の単位で、オルカンの基準価額は1万口あたりの値段です。安い月に多く買えるぶん、平均の買値が下がります。

このように決まった金額で定期的に買い続ける方法は「ドル・コスト平均法」と呼ばれます。平均の買値が下がるところは、たしかにナンピンに似ていますね。

違うところは3つ

  • 違い①:前もって金額と日にちを決めて、自動で買う。下がってから「買うかどうか」をそのとき決めるのがナンピン
  • 違い②:値段が上がっても買う(高いときは少しだけ)。ナンピンは下がったときだけ買う
  • 違い③:オルカンの中身は世界の2,359銘柄(2026年9月末の月報)。1社がつぶれても、ゼロにはなりにくい

ただし、世界の株がまとめて大きく下がることはあります。

長期のインデックス積立が負けにくいと言われるのは、世界経済が長い目で見て成長してきたこと、利益が利益を生む複利の効果、たくさんの会社に分ける「リスクの分散」、買う時期を分ける「時間分散」が重なるからです。

ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、将来の投資成果を保証するものではありません。投資には元本割れのリスクが常に伴います。

オルカンが過去どれくらい下がり、戻るまで何日かかったかは、詳しくはこちら👇
📉 オルカンは過去どれくらい下がった?最大−33.8%、戻るまで265日

2026年の実際の数字で見ると📊

三菱UFJアセットマネジメントの基準価額で、2026年1月〜10月の毎月10日(休みなら次の営業日)に3万円ずつ、10回買った場合を計算してみました(手数料・税金は考えません)。

値段がいちばん安かった3月(33,619円)は8,924口、いちばん高かった10月(38,401円)は7,812口買えました。

10回の平均の買値は36,199円で、10回の値段をそのまま平均した36,288円より約89円(約0.25%)低くなりました。

差は小さいけれど、安い月に多く買えるしくみは、毎月自動で働いています✨

2026年にオルカンを毎月10日(休みは次の営業日)に3万円ずつ、1月から10月まで10回積み立てた場合の、基準価額と買えた口数。値段がいちばん安かった3月(33,619円)は8,924口、いちばん高かった10月(38,401円)は7,812口買えた
三菱UFJアセットマネジメントの基準価額をもとに作成(2026年1月5日〜11月5日・手数料と税金は考えていません)

過去の値動きは将来の成果を示すものではありません。

🤔 下がった日にオルカンを買い増すのはアリ?気をつけたい4つ

下がった日に買い増すこと自体は、余ったお金で、NISAなら成長投資枠で買うなら、選び方のひとつです。ただ、その前に知っておきたいことが4つあります。

① 日経平均の下げ=オルカンの下げではない

11月5日の日経平均の終値は61,077円90銭。前日より1,110円73銭(1.79%)安く、4日続けての下落でした。

報道では、3日に投票があったアメリカの中間選挙で民主党が大きく勝ち、アメリカでAIの規制が強まるのではという警戒から、日本の半導体・AI関連の株が売られた、と説明されています。

いっぽう、東証の幅広い会社の動きをあらわすTOPIX(東証株価指数)は、この日45.01ポイント上がって3,940.39でした。日経平均は、一部の株(半導体など)の動きが大きく出やすいんです。

そして同じ日、オルカンの基準価額は11月4日37,260円→11月5日37,729円(+469円・約+1.3%)と上がっていました。

10月6日の38,330円から11月5日まででも約−1.6%で、同じ期間に日経平均が約13.6%下がったのとは大きく違います。

オルカンのこれまでの最高は2026年8月14日の39,019円で、11月5日はそこから約3.3%下です。

理由は、オルカンの中の日本の株は約5%(5.2%)で、アメリカが63.4%(2026年9月末の月報)だから。

報道によると、前日(11月4日)のアメリカの株式市場は、S&P500が1.6%上がるなど、全体では上がっていました(AI関連の株は下がりました)。

また、オルカンの日本の株の部分は、日経平均よりTOPIXに近い幅広い会社に投資しています。

日経平均のクセについて、詳しくはこちら👇
📉 日経平均1,741円安はなぜ?半導体で揺れる指数のクセとオルカン民が慌てなくていい理由

② 注文した日の値段では買えない

オルカンを買う値段は、「購入申込受付日の翌営業日の基準価額」です。

申込の締め切りは原則午後3時30分(三菱UFJアセットマネジメント「お申込みメモ」)。下がった日に注文しても、買える値段は次の営業日の基準価額になります。

買える値段の日のズレについて、詳しくはこちら👇
📅 オルカンの積立日は「何日」がいい?結論どの日でも同じ!約定日・受渡日のズレも解説

③ NISAで買い増すなら成長投資枠

SBI証券のよくある質問では、つみたて投資枠は投資信託の購入(積立)だけ、成長投資枠は国内株式・外国株式・投資信託の購入ができる、と案内されています。下がった日に1回だけ多めに買う(スポット購入)なら、成長投資枠を使います。

成長投資枠の使い方について、詳しくはこちら👇
📊 新NISAの成長投資枠って何に使う?オルカンで十分という考え方

④ いちばん下は誰にも分からない/生活防衛資金には手をつけない

今日が底に見えても、そこからさらに下がることもあります。買い増すなら、当面使う予定のない余ったお金で。生活防衛資金(収入が止まったとき用のお金)は使わないようにしましょう💰

生活防衛資金について、詳しくはこちら👇
🛡️ 生活防衛資金っていくら必要?投資より先に貯める「お守りのお金」のはなし

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▶ 私が新NISAと日本株に使っているのは SBI証券 です。NISA口座の紹介ページはこちらから確認できます。

💬 私の場合:オルカンは気にせず、高配当株はルールを決めて

我が家では、SBI証券の新NISAで、つみたて投資枠は三井住友カードのクレカ積立でオルカンを毎月、成長投資枠でもオルカンをちょこちょこスポットで買っています。

成長投資枠で買うときも、値下がりしているかは特に気にしていません。冒頭に書いたとおり、今回の下げにも気づいていませんでした。

いっぽうで、自分で選んだ高配当株では、ナンピンをしたことがあります。そのうえで私が思うのは、これです。

「ナンピンするなら、ルールを決めてやった方がいい」

前に書いたとおり、私は昔、特に考えもせず「ここだ」と思って買った株で、損切りをしたことがあります。

今は、業績などをちゃんと見て選び抜いた高配当株を買っていて、ナンピンのルールも決めています。

たとえば、トランプ関税ショックのときに大きく下がった持ち株を買い増しました。今は、そのときから2倍になっています。ただ、これは1つの例で、ナンピンがいつもうまくいくわけではありません。

ルールの中身は、「どれだけ下がったら買い増すか」と「利回りがいくらを下回ったら、良い会社でも買い増さないか」。どちらも数字で前もって決めています。具体的な数字はnoteにまとめています。

そして、買い増すためのお金は、生活防衛資金とは別に取ってあります。

この記事を書いている横では、もなかが猫じゃらしに前足でパンチしていて、ココアは前足で顔をくしくし洗っていました🐈🐇 相場が上がっても下がっても、我が家の時間はいつもどおりゆっくり流れています。決めたことを淡々と続けるくらいが、ちょうどいいのかもしれません。

85社の高配当株をどう選んで、どんなときに買い増しているか(ナンピンのルールの数字も)は、noteにまとめています。詳しくはこちら👇
利回りだけで選んで大失敗。85社の高配当株に投資する私が、買う前に必ず見る12の数字

「合格ライン」の具体的な数字と、私が持っている銘柄の判定記録まで載せた完全版もあります👇
高配当株の選び方 完全版 ― 初心者でも「減配しにくい会社」を自分で見つける12のチェック項目(note・有料記事)

ただしこれは私の記録であって、始めたばかりの方に真似をおすすめするものではありません。我が家の主役はあくまでオルカンで、日本株はその横に置いているものです。

❓ オルカンの積立とナンピンのよくある質問

Q. 毎月の積立は、ナンピンと同じですか?

安い月ほど多く買えるところは似ています。ただ、前もって決めた金額で、上がっても下がっても買う点が別物です。下がってから買うかどうかを決めるのがナンピンです。

Q. 日経平均が大きく下がった日は、オルカンを買い増すチャンスですか?

同じ日にオルカンが下がっているとは限りません。11月5日は日経平均が1,110円安でも、オルカンは上がりました。いちばん下がどこかも、誰にも分かりません。

Q. 下がったときに多めに買いたいときは、つみたて投資枠で買えますか?

1回だけ多めに買うスポット購入は、成長投資枠を使います。SBI証券の案内では、つみたて投資枠は投資信託の積立だけとなっています。

Q. 値下がりしている間は、積立を止めたほうがいいですか?

止めると、安い時期に多く買えるしくみが働かなくなります。私は積立を止めていません。

積立をやめない理由について、詳しくはこちら👇
📉 日経平均1週間で4,400円安「AIバブル調整?」でも積立をやめない理由

Q. ナンピンするなら、どんなルールを決めればいいですか?

どれだけ下がったら買い増すか、いくらまで・何回までか、そもそも買う会社の基準を、下がる前に決めておくことです。私の具体的な数字はnoteにまとめています。

📝 まとめ

  • 毎月の積立は安い月ほど多く買えるのでナンピンに似ているが、前もって決めた金額で上がっても下がっても買う点が別物
  • 11月5日、日経平均は1,110円下がったが、オルカンの基準価額は上がっていた
  • 下がった日に買い増すなら、余ったお金で、NISAなら成長投資枠で
  • いちばん下は誰にも分からない。生活防衛資金には手をつけない
  • ナンピンするなら、ルールを決めてやった方がいい

ニュースの数字に振り回されず、自分の決めたペースで続けていきたいですね🏠✨

📚 参考にした資料

買付のタイミングや申込締め切り、NISAの枠など、最新の仕様は公式サイトでご確認ください。
三菱UFJアセットマネジメント(eMAXIS Slim 全世界株式)
SBI証券

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過去の値動きは将来の成果を示すものではありません。データは2026年11月5日時点で入手できたものです。本記事は特定の金融商品の購入や売買のタイミングをすすめるものではありません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

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