新NISAでオルカンの積立設定をしていると、最後の最後で必ず手が止まる場所があります。そう、「積立日」です。
給料日の後がいいのかな?月初がいいのかな?それとも月末?——画面の前で3分くらいフリーズした経験、ありませんか?😅 実はこれ、多くの初心者さんが「積立日 何日 おすすめ」と検索する、あるあるの悩みなんです。
今回はこの疑問に、SBI証券の公式検証データを使ってズバッと即答します。先に結論を言ってしまいますね。
🎯 結論:積立日は「どの日でもほぼ同じ」
積立日を何日にするか——結論から言うと「どの日でも、ほぼ同じ」です。
これは私の感覚で言っているのではなく、SBI証券の投資情報メディアがちゃんと数字で検証してくれています。日付選びで悩む時間があったら、1日でも早く積立を始めて、長く続けるほうがずっと大事。まずはここだけ持ち帰ってもらえれば十分です✨
とはいえ「なんで同じなの?」「本当に?」と気になりますよね。理由と、実務でたった2つだけ注意したいポイントを、小学生でもわかるようにやさしく説明していきます。
📊 SBI証券の検証データ:差は「誤差」レベル
SBI証券の投資情報メディアが、こんな検証をしています。
- 期間:2016年1月〜2026年4月(約10年4ヶ月)
- 方法:毎月3万円を積立
- 調べたこと:積立日を「何日」に設定するかで、最終結果はどれくらい変わる?
結果はこうでした。積立日を何日に設定しても、最終結果は——
- 日経平均:2.43〜2.46倍
- S&P500(円換算):2.89〜2.92倍
積立日による差は「1〜2%ポイント程度」で、ほぼ誤差レベル。わずかに月初寄りがよかったものの、SBI自身が「これはこの計測期間だけの結果」ときちんと注記しています。つまり「◯日が一番得!」と決めつけられるものではない、ということですね。

積立日を変えると10年でどれだけ差がつくかの検証です。日経平均は2.43〜2.46倍、S&P500(円換算)は2.89〜2.92倍と、どの日に積み立ててもほぼ同じでした。※SBI証券 投資情報メディアの検証(2016年1月〜2026年4月・毎月3万円)をもとに筆者作成。この期間の結果であり、将来の成果を保証するものではありません。
グラフにすると、この通りほぼ差がありません。バーの高さがほとんど横並びなのが一目でわかると思います。「どの日でもほぼ同じ」というのは、こういうことなんです。
なぜ差が出ないの?
理由はシンプルです。10年も積み立てると、月1回でも約120回買うことになります。そうすると、たまたま株価が高い日に買った回も、安い日に買った回も、たくさんの回数の中でならされていくんですね。
これがいわゆる「ドルコスト平均法」という仕組みの効果です。積立がなぜ暴落に強いのかは、こちらの記事でやさしく解説しています👇
もちろん、これはあくまで一般的な傾向であり、将来の投資成果を保証するものではありません。投資には元本割れのリスクが常に伴います。ここは正直にお伝えしておきますね。
そもそも積立買付って、どう動いてるの?
SBI証券の場合、積立のしくみをざっくり書くとこんな流れです(やさしく)。
- 設定した「申込設定日」の前営業日の翌日、深夜2時ごろに自動で発注
- 翌営業日ごろに約定(実際に買われる)
- 数営業日後に受渡(正式に自分のものになる)
設定日が土日祝なら翌営業日扱い。「毎月30日」に設定していても、2月のように30日が存在しない月は、その月の最終日扱いになります。積立コースは「毎日・毎週・毎月・複数日・隔月」の5種類から選べますよ。(出典:SBI証券公式FAQ)
📅 じつは「積立日」「約定日」「受渡日」は別の日です
ここまで「何日に設定するか」の話をしてきましたが、実際に積立が動き出すと、もうひとつの疑問にぶつかります。
「7日に設定したはずなのに、取引履歴の日付が8日になっているんだけど?」
これ、間違いでも不具合でもありません。投資信託には日付が3つあって、それぞれ役割が違うからです。

「7日に設定したのに履歴が8日」の答えがこれです。値段が決まるのは翌営業日の約定日。オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))の場合、約定日は申込受付日の翌営業日、受渡日は申込受付日から起算して6営業日目です。図は7日(月)に申し込んだ一例で、土日をはさむため受渡日は14日になります。祝日や海外の休場日でさらにずれます。SBI証券・三菱UFJアセットマネジメントの公表情報をもとに筆者作成(2026年8月時点)。
①申込日(=あなたが設定した「積立日」)
注文が出る日です。SBI証券の場合、営業日の15時30分までの申込がその日の受付になります。
②約定日(=「いくらで買えたか」が決まる日)
ここがいちばん大事な日です。オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))の場合、約定日は申込受付日の翌営業日。7日に注文が出たら、値段が決まるのは8日ということになります。
しかも、その8日の基準価額が実際に分かるのは、8日の夜です。「いくらで買えるか分からないまま注文する」——これは投資信託ではすべて共通の仕組みです。詳しくはこちら👇
オルカンの「今日の値段」が夜まで分からない理由|基準価額のしくみ
③受渡日(=代金の決済が終わる日)
オルカンは申込受付日から起算して6営業日目です。7日(月)に申し込んだ場合、土日をはさむので14日(月)になります。
買うときはあまり意識しなくて大丈夫ですが、売るときは、この受渡日がそのまま「お金が使えるようになる日」になります。詳しくはこちら👇
投資信託を売ったらお金はいつ届く?オルカンの受渡日と使えるようになるまで
で、これって気にしたほうがいいの?
正直に言うと、私はまったく気にしていません。1日ぶんの値段の差より、値段を気にせず積立を続けることのほうが、ずっと大事だと思っているからです。
ただ、「履歴の日付がズレていて不安になった」という理由で積立を止めてしまうのは、あまりにもったいない。そういう仕組みなんだ、と一度知っておけば、もう気にならなくなります。
⚠️ 実務の注意は「2つだけ」
「どの日でもほぼ同じ」が大前提。ただ、検索してここまで読んでくれたあなたに、実務で知っておくと得する注意点を2つだけお伝えします。ここがこの記事の本当の価値です。
注意①:クレカ積立は日付が選べない(7・8・9日)
SBI証券×三井住友カードのクレカ積立は、積立日を「毎月7日・8日・9日」から選ぶ仕様になっています。現金積立のように「毎月15日」みたいに自由には選べません。
でも心配いりません。クレカ積立はポイントが付くので、「日付の自由度」より「ポイント還元」を取る人が多いんです。私もそのタイプ。クレカ積立の話はこちらでまとめています👇
注意②:「月末設定」だけは12月に小さな落とし穴
実はこれ、私自身が積立を始めるとき「月末だと12月に何か不利なことがあった気がする……」とうっすら覚えていて、なんとなく月初にした経緯があります。今回きちんと調べ直したら、その記憶は正しかったんです。答え合わせができてスッキリしました😌
正体はこれです。NISAの非課税枠は「受渡日」がどの年かで判定される。投資信託は注文から受渡まで数営業日かかるので、12月末ぎりぎりの積立は受渡が年明けになることがあります。すると「今年の枠を使ったつもりが、翌年の枠を使ってしまう」ことが起こり得るんですね。証券各社が毎年「年内受渡の最終日」を案内するのは、まさにこのためです。
対策はとってもシンプル。月末ぎりぎりを避けて、月初〜月中に設定しておけば気にしなくてOKです。
これは「だから月末はダメ!」という話ではありません。「12月だけ枠の使われ方がずれる可能性がある」という小さな注意、くらいの温度感で受け止めてくださいね。
🏠 やんともの実例:私は「毎月7日」です
参考までに、我が家の設定を正直にお話しします。
私の積立日は毎月7日。理由は、クレカ積立(三井住友カード)を使っていて、選択肢が7・8・9日だったから。その中でなんとなく最初の日を選んだだけです。深い理由はありません(笑)。
ただ、積立を始めたときから「月初派」ではありました。理由は先ほど書いた「月末は12月に不利らしい」といううっすらした記憶。今振り返っての本音を言うと——「正直、月末以外なら何日でも構わない。どの日でもよかった」というのが率直な感想です。そしてSBIのデータを見たら、実際その通りだったわけですね。

ちなみにこの記事を書いている横で、愛猫のもなか(三毛のスコティッシュフォールド)が床でへそ天になって、お腹を丸出しにしてぐっすり寝ています🐈 積立日で悩んでいる私を横目に、実に平和な顔。まあ、それくらいの気楽さでいいのかもしれません。
🔄【体験談】積立日は変えられる。でもクレカ積立は「元に戻せない」
ここで、私自身に起きた出来事をお話しします。これから積立日を変えようとしている人には、かなり大事な話です。
もともと私は「毎月3日」でした
いま毎月7日と書きましたが、実は最初は毎月3日で積み立てていました。
変えることになったきっかけは、投資とはまったく関係のない出来事です。クレジットカードを不正利用されてしまい、カードを再発行することになったんですね。カード番号が変わるので、クレカ積立も設定し直す必要がありました。
そこで再設定しようとしたら——3日が選べなくなっていたんです。
理由:2025年5月にルールが変わっていました
今回きちんと調べ直したら、はっきりした理由がありました。
SBI証券×三井住友カードのクレカ積立は、2025年5月9日以降の新規設定・設定変更では、積立日を「毎月7日・8日・9日」からしか選べません。それ以前から設定していた人は、そのままの日付で動き続けます。
ただし、ここが重要です。
一度でも設定を変更すると、7・8・9日以外の元の日付には戻せません。金額だけの変更でも「設定変更」に含まれます。
私はまさにこれに当たりました。カード再発行という、自分で望んだわけでもないきっかけで設定を変更したので、3日には二度と戻れなくなったわけです。そして7・8・9のうちいちばん早い日ということで、7日を選びました。
いま7・8・9日以外の日で積み立てている人は、その設定に触る前に、この仕様を知っておいてください。金額をちょっと変えるだけのつもりが、日付も一緒に動いてしまいます。
手続き自体は、拍子抜けするほど簡単でした
ちなみに変更の手続きは、まったく難しくありませんでした。私の場合はいったん積立を停止して、新しいカードで設定し直しただけです。数分で終わりました。
SBI証券では「投資信託」→「積立設定を見る」から変更できます。ひとつだけ注意点があって、発注が動く直前の時間帯(申込予定日の前営業日の翌日0時〜2時ごろ)は変更できません。あわてず、日にちに余裕をもって操作してくださいね。
※ここに書いた仕様は2026年8月時点のものです。最新の内容は必ず公式サイトでご確認ください。
💰 もう一つの決め方:給料日の後にする
リターンの差はほぼ無いと書きましたが、日付選びに「実利のある決め方」が一つだけあります。それは「給料日の後に設定する」こと。
なぜかというと、「口座残高が足りなくて積立が失敗する」事故を防げるからです。せっかく積立設定しても、引き落とし日に残高不足だと買付されず、その月ぶんの積立がスキップされてしまうことがあります。これはもったいないですよね。
- 現金積立の人:「給料日の2〜3営業日後」あたりが無難
- クレカ積立の人:引き落としが翌月なので、あまり気にしなくてOK
結局のところ、「続けやすさ」こそが積立日選びの唯一の実益なんです。リターンで悩むより、「自分が無理なく続けられるか」で決めるのが正解です✨
🗓️ 毎日・毎週・毎月、どのコースがいい?
SBI証券の積立には、日付だけでなく「コース」もいくつか用意されています。
| コース | 選べる日 |
|---|---|
| 毎日 | 毎営業日(日付の指定なし) |
| 毎週 | 月曜〜金曜から選ぶ |
| 毎月 | 1日〜30日、または「月末」 |
| 複数日 | 1日〜31日から複数を指定 |
| 隔月 | 奇数月/偶数月+日付 |
| ボーナス月 | 他のコースと併用して増額 |
※クレカ積立の場合は、前述のとおり毎月7・8・9日からの選択になります。
「毎日のほうが細かく分散できて有利なのでは?」と思いますよね。でも私の設定はずっと毎月のままです。
理由はシンプルで、毎日積み立てようが、毎週だろうが、毎月だろうが、長期で見たときの結果はほとんど変わらないから。それなら、設定も家計の管理もいちばんシンプルな毎月でいい、というのが私の考えです。
回数を増やすと、その分「ちゃんと買えているかな」と確認する場面も増えます。続けやすさを削ってまで取りにいくほどの差ではありません。
🏦【参考】楽天証券だとどうなる?
私はSBI証券をメインで使っているので、ここは公式に公表されている仕様だけを並べておきます。
| 支払い方法 | 買付日 |
|---|---|
| 楽天カードクレジット決済 | 選べない(積立を始めた時期で決まる) |
| 楽天キャッシュ(楽天ペイ残高) | 毎月13〜15日のいずれかに翌月ぶんを引き落とし |
| 証券口座(マネーブリッジ) | 毎月1日〜28日から選ぶ |
| その他の金融機関から引落 | 毎月7日か24日 |
おどろくのが楽天カードクレジット決済で、こちらはそもそも自分で日付を選べません。いつ積立を始めたかによって、買付日が自動的に決まります。
2021年6月19日以前に始めた人:毎月1日
2021年6月20日〜2024年8月24日に始めた人:毎月8日
2024年8月25日以降に始めた人:毎月12日
SBIも楽天も、クレカ積立は日付の自由度が低いという点は共通しています。日付にこだわりたいなら現金での積立、ポイントを取りたいならクレカ積立、という整理でいいと思います。
※2026年8月時点の各社の公表情報です。最新の内容は必ず公式サイトでご確認ください。
📝 まとめ:積立日で人生は変わらない
最後にまとめます。
| ポイント | 結論 |
|---|---|
| 積立日は何日がいい? | どの日でもほぼ同じ(差は誤差) |
| クレカ積立 | 7・8・9日から選ぶ仕様 |
| 月末設定 | 12月だけ枠のズレに小さな注意 |
| 実利のある決め方 | 給料日の後にして「積立失敗」を防ぐ |
| 積立日・約定日・受渡日 | 別の日。値段が決まるのは翌営業日の「約定日」 |
| 積立日の変更 | できる。ただしクレカ積立は7・8・9日以外に戻せない |
積立日で人生は変わりません。変わるのは「始めたかどうか」と「続けたかどうか」だけ。極端な話、何日にするか3日も悩むくらいなら、今日設定して3日ぶん早く市場に居るほうが、よっぽど有意義です😊
そういえば、我が家の愛兎ココア(灰色のネザーランドドワーフ)も、今まさに部屋を元気に走り回っています。うさぎは思い立ったら即行動。私たちも見習って、悩むよりまず一歩、ですね。
「よし、始めよう」と思ったら、こちらの手順記事がそのまま使えます👇
※本記事の仕様(クレカ積立の日付・発注タイミング・積立コースなど)は執筆時点のものです。制度や仕様は変わる可能性があるため、最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。
SBI証券公式サイト:https://www.sbisec.co.jp/
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