「キャッシュレスって、なんだかお金を使いすぎそうで怖い」
前まで、私もまったく同じことを思っていました🐈
今ではキャッシュレスにして数年経ちましたが、現金のみの生活には戻れないくら、便利で管理しやすくなってます。
我が家はもともと、ほぼ現金派。財布の中身が少なくなったらATMへ、というのが当たり前の暮らしでした。そんな我が家がキャッシュレス中心に切り替えたのですが、そのきっかけは「キャッシュレスが便利そうだったから」ではありません。家計簿をつけ始めたら、毎月3,000円くらいがATM手数料で消えていることに気づいてしまったから。ここが今日いちばんお伝えしたいところです。
先にお断りしておくと、この記事は「現金はダメですよ」という話ではまったくありません。現金がいちばん管理しやすい方もたくさんいらっしゃいます。あくまで、我が家で起きたことのお話として読んでいただけたらうれしいです✨
🏧 昔の私は、週に最低1回はATMに走っていました
以前の我が家は、支払いのほとんどが現金でした。スーパーも、ドラッグストアも、外食も、財布から現金で。だから財布が軽くなるたびにATMへ走ります。少なくとも週に1回、多いときはそれ以上。急いでいるときはコンビニのATMを使っていました。
そのころは、それが「普通」だと思っていたんです。手数料が引かれていることは頭では分かっていても、いくら払っているかを数えたことは一度もありませんでした。数百円の話ですし、そもそも気にする対象ですらなかった、というのが正直なところです。
この記事では、次の3つをお話しします。
- 我が家がキャッシュレスに切り替えた「本当の理由」
- 何を、どう使い分けているか(やり方は驚くほどシンプルです)
- それでも現金が必要な場面と、我が家の落としどころ
📒【気づき】家計簿をつけたら、月3,000円が消えていました
転機は、家計管理を事細かにやり始めたことでした。固定費を洗い出して、支出をひとつずつ並べていったとき、見慣れない項目がずらっと並んでいたんです。ATMの引き出し手数料です。
合計してみたら、月に3,000円くらい。年にすると36,000円でした。何かを買ったわけでも、家族で楽しんだわけでもないお金です。
そのとき私が思ったのは、ひとことでした。「お金を捨てているような感覚になりました」。
※念のためですが、この月3,000円という金額はあくまで我が家の実績で、一般的な平均ではありません。引き出す回数、時間帯、利用する銀行やATMによって金額は大きく変わります。ご自身の明細で確認してみるのがいちばん確実です。
大事なのは「順番」でした
ここが、この記事の背骨です。
私は、キャッシュレスにしたから手数料に気づいたわけではありません。家計簿をつけた → 手数料が見えた → だからキャッシュレスにした。この順番でした。
逆に言うと、家計簿をつけていなかったら、今もたぶん最低週1回ATMに走り続けていたと思います。何かを変える前に、まず「見えるようにする」。これが先なんですよね📊
家計管理と固定費の見直しについて、詳しくはこちら👇
投資の前に家計管理!固定費を見直してお金を貯める第一歩
🧮 年36,000円って、どれくらいの金額なんでしょう
36,000円と言われても、ピンとこないかもしれません。私も最初はそうでした。そこで、投資の世界の数字と比べてみます。
我が家が新NISAで積み立てている「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の信託報酬は、年0.05775%(2025年時点・税込、私が確認した時点の数値です)。この率で年36,000円のコストになるのは、ざっくり6,200万円ぶん保有している人です。
つまり我が家は、オルカンを約6,200万円持っている人が1年に払う信託報酬と、同じ額をATMに払っていたということになります。これを計算したとき、正直ちょっと固まりました😅
投資の手数料は0.1%でも気にするのに、ATMの手数料には無防備でした。投資信託を選ぶときはコンマ以下の数字を並べて比べていたのに、毎週の数百円はまったく見ていなかったんです。
信託報酬の考え方について、詳しくはこちら👇
信託報酬ってなに?オルカン・S&P500などの投資信託を選ぶ際に注目してほしいこと
その月3,000円を積み立てに回したら
では、この月3,000円をそのまま積立に回したらどうなるか、試算してみました。

ATM手数料に消えていた月3,000円を、そのまま積み立てに回した場合の計算例です。20年で約123万円(元本72万円+運用で増えた分 約51万円)。※月3,000円を毎月積み立て、年率5%で運用できたと仮定した単純計算で、税金・手数料は考慮していません。運用成果を保証するものではなく、実際には元本割れの可能性もあります。筆者作成(2026年8月時点)。
年5%で運用できたと仮定した場合、20年間で約123万円。内訳は元本が72万円、増えた分が約51万円です。手数料として消えていたお金が、20年後には別の顔をしている、というイメージですね。
※これは年5%と仮定した場合の計算例で、将来の成果を保証するものではありません。投資には元本割れのリスクが常に伴いますので、「必ずこうなる」ものではない点はご注意ください。
💳 我が家がキャッシュレスに切り替えた3つの理由
手数料が見えたあと、妻と相談して、支払いをキャッシュレス中心に切り替えることにしました。理由は3つです。
- ①引き出し手数料がゼロになる……そもそも引き出さなければ、手数料は発生しません。
- ②引き出しに行く手間が省ける……雨の日にATMへ走る、あの時間がなくなりました。
- ③家計簿がラクになる……ここがいちばん大きかったです。
現金のころは、家計簿をつけるのが本当に大変でした。レシートをためて、あとからまとめて入力して、「この1,200円、何に使ったんだっけ…」と思い出せないことがよくあったんです。キャッシュレスにすると、そこが自動で残ります。

🔐 我が家のやり方:クレジットカードは1枚だけ
やり方はとてもシンプルで、クレジットカードを1枚だけスマホに登録して、支払いはタッチ決済。これだけです。レジではスマホをかざすだけなので、財布を出す回数も減りました。
なぜ1枚に絞っているかというと、理由は2つあります。
- 引き落とし日の口座管理が簡単……何枚もあると、どの口座にいくら残しておけばいいのか分からなくなります。1枚なら、1つの口座を見ておけばいいだけです。
- 何枚も持っていると、不正利用に気づきにくい……明細をチェックする対象が増えるほど、見落としも増えます。
2つ目は、私自身の経験から来ています。私は実際にクレジットカードを不正利用されて、カードを再発行したことがあります。幸い大事には至りませんでしたが、あのときの気持ち悪さは忘れられません。それ以来、使っていないカードは持たないと決めました。
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ちなみにカードを再発行すると、そのカードで設定していた積立の日付が動いてしまうこともあります。積立日の考え方については、詳しくはこちら👇
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なお、どのカードや決済サービスがいいかは、生活スタイルによってまったく変わります。ここでは特定のカード名やサービス名は出しません。ご自身が使いやすいものを選んでいただくのがいちばんです😊
📱 家計簿は「マネーフォワードME」で自動化しています
もう一つのカギが、家計簿アプリです。我が家はマネーフォワードMEを使っています。カードや口座を連携させておくと、使ったお金が自動で記録されるので、後から「いくら、何に使ったか」がすぐ分かる。これがとてもラクなんです。
現金時代と比べると、こんな違いがあります。
| 現金だったころ | キャッシュレスにしてから | |
|---|---|---|
| 記録 | レシートをためて手入力 | 連携して自動で記録 |
| 思い出す作業 | 「これ何だっけ」が頻発 | 後から明細で確認できる |
| ATM | 最低でも週1回 | ほとんど行かなくなった |
細かい機能の使いこなしは私もしていません。連携して、たまに眺める。それくらいのゆるさで十分続いています。
👛 それでも、現金は捨てられません
ここは正直に書きます。我が家は完全キャッシュレスを目指していません。
現金しか使えない場所は、まだまだあります。お祭りの屋台、病院、小さなお店。たまに大きなお店でも、その支払い方法だけ使えない、ということもあります。そのたびに慌てるのは面倒なので、財布には数千円を入れておくようにしています。
ゼロか100かにしない。これが続けるコツだと思っています。「今日から全部キャッシュレス!」と決めてしまうと、使えない場面に出くわしたときにストレスになりますよね。ゆるく併用でいいんです🏠
🙈【正直な話】使いすぎることも、あります
最後に、いちばん正直な話を。
キャッシュレスにしてから、「今月ちょっと使いすぎたかな」と思うことは、正直よくあります。財布からお金が減らないぶん、支払いの痛みが小さいのは事実だと思います。
ただ——それに気づけるのが、キャッシュレスのいいところでもあると感じています。現金のころは「なんとなく減った」で終わっていました。何に使いすぎたのかも分からないまま、月が変わっていたんです。今は明細を開けば、どこが膨らんだのかがはっきり分かります。
そして、ここが大事なところ。管理するだけじゃなくて、改善も必要ですよね。見えるようになっただけでは、お金は減りません。見えたあとに、自分で「来月はここを減らそう」と動いて、はじめて変わります。
つまり、キャッシュレスは「節約」の道具ではなく、「見えるようにする」ための道具。我が家にとっては、そういう位置づけです。

✅ まとめ
- 我が家はATM手数料に月3,000円(年36,000円)を払っていました(あくまで我が家の実績です)
- 気づけたのは、キャッシュレスにしたからではなく家計簿をつけたから。順番が逆です
- クレジットカードは1枚だけ。口座管理が簡単で、不正利用にも気づきやすい
- 現金も数千円は財布に。ゼロか100かにしない
そういえば先ほど、テーブルに置いた財布のそばで、もなかが香箱座りをして静かにこちらを見ていました。少し離れたケージでは、ココアがチモシーをもぐもぐ。我が家の平和な午後です🐈
最後にもう一度。キャッシュレスにしても、勝手にお金は貯まりません。貯まるのは「見えるようになったあと、自分で動いたとき」だけです。まずは1か月、支出を見えるようにしてみる。それだけでも、思わぬ発見があるかもしれません✨
なお、記事内で触れた信託報酬などの数値は私が確認した時点のものです。手数料やサービスの内容は変更されることがありますので、最新の仕様は公式サイトでご確認ください。
- eMAXIS シリーズ公式サイト:https://emaxis.jp/
- マネーフォワード ME 公式サイト:https://moneyforward.com/
- ATM手数料は、ご利用の金融機関の公式サイトでご確認ください
また、投資には元本割れのリスクが常に伴います。積立の試算はあくまで一定の利回りを仮定した計算例であり、将来の成果を保証するものではありません。
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本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

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