こんにちは、やんともです😊
私は日本の高配当株を「85社」持っています。それなのに、株主優待は今のところ1つももらえていません。カタログも、食事券も、お米券も、我が家には1枚も届いていないのです。
「85社も持っていて、ゼロ?」と思われそうですよね。実はそこが、この記事の入口です。少額から株を始めた人ほど、同じ状態になりやすいからです。
この記事でわかることは3つです。
- 株主優待は「何株から」もらえるのか
- 配当と優待の、決定的なちがい
- 私が1つももらえていない、正直な理由
小学生でもわかるくらい、やさしく書いていきますね✨
🔍 調べてみたら、半分近くは「優待がある会社」でした
この記事を書くにあたって、自分の保有銘柄を改めて見直してみました。すると、意外な事実がわかりました。
持っている会社の「半分近く」は、本来なら株主優待がある会社だったのです。
つまり私は、「優待のない会社ばかり選んでしまった」わけではありません。優待を実施している会社は、ちゃんと持っている。それなのに、届いているものはゼロ。
なぜでしょうか。
📌 答えは「株数」でした
理由はとてもシンプルで、1社あたりの株数が足りていないからです。
日本の株主優待は、「100株(1単元)から」としている会社がとても多いです。100株持っていれば対象、99株ならゼロ。そういう決め方をしている会社が大多数なんですね。
しかも必要株数は会社によって異なります。200株からの会社、300株からの会社、1,000株からの会社もあります。「100株あればどこでももらえる」というわけではない、というのが最初のポイントです。
そしてもう1つ。単元未満株(100株未満)では、株主優待はもらえないことがほとんどです。1株や10株といった買い方は、少額から始めるにはとてもありがたい仕組みですが、優待の世界では基本的に「まだ土俵に上がっていない」扱いになります。
私の持ち方は、まさにこれです。85社に広げている分、1社あたりの株数が少ない。だから、優待がある会社を持っていても、必要株数に届いていないのです。

ここまでは「まあ、そうだろうな」という話だと思います。本題は次です。
📊【本題】配当と優待は、もらえ方の「形」がまったく違います
ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。
配当は「1株から、比例して」もらえる
配当金は、持っている株数に比例して受け取れます。1株なら1株分、10株なら10株分、50株なら50株分。単元未満株でも、株数に応じてちゃんと受け取れます。
だから、少しずつ買い増していけば、配当もその分だけ少しずつ増えていきます。階段というより、なだらかな坂道のイメージですね。
優待は「届くまでゼロ」
一方で株主優待は、必要な株数に届くまで、もらえるものはゼロです。99株持っていてもゼロ。99株分の優待、という考え方は基本的にありません。100株になった瞬間に、はじめて発生します。
この形のちがいが、私が優待を1つももらえていない原因のすべてです。

配当は1株から、持っている株数に比例してもらえます。いっぽう株主優待は、必要な株数に届くまでゼロのまま。99株持っていても、もらえるものはありません。※株主優待の必要株数は会社によって異なり、100株(1単元)からとしている会社が多数です。1株から対象になる会社もあります。図はしくみを分かりやすくするためのイメージで、実際の金額や優待の価値を表すものではありません。筆者作成(2026年8月時点)。
図を見ていただくとイメージしやすいと思います。緑の線(配当)は1株のところから少しずつ、右肩上がりに増えていきます。赤い線(優待)は100株まで地面に張りついたままで、100株のところでいきなり立ち上がります。同じ「株を持つ」でも、返ってくる形がまるで違うのです。
ちなみに、優待をもらうための権利の取り方(権利付最終日まで持っておく、という考え方)は、配当とまったく同じです。
配当のしくみそのものについて、詳しくはこちら👇
配当金ってなに?いつ・いくらもらえる?しくみとNISAの落とし穴をやさしく解説
🌱 だから、買い増している途中はこうなります
私は株を、一気に買いません。長期で成長していそうな会社を自分で調べて、暴落が来たときに少しずつ、段階を踏んで株数を増やしていくやり方をしています。
株を始めたばかりのころ、値動きにびっくりして狼狽売りをした失敗があります。あのとき「自分は一気に大きく張ると耐えられない人間だ」とよくわかったので、今はゆっくり積み上げる形に落ち着きました。
この買い方をしていると、どうなるか。
- 配当は、買い増した分だけちゃんと積み上がっていく
- 優待だけは、必要株数に届くまでずっとゼロのまま
まさに今の私の状態です。でもこれは、失敗でも、諦めでもありません。まだ資産形成の途中というだけです。このまま買い増しを続けていけば、いずれ必要株数に届く会社も出てくると思っています🌷
そもそもなぜ85社にも分散しているのか、その背景については、詳しくはこちら👇
特定口座の個別株はどう相続する?85銘柄を妻に引き継ぐために調べたこと
💰【私の考え】優待より、現金のほうが嬉しいです
ここからは完全に私個人の考え方です。
実は私、そもそも優待を狙って株を買っていません。銘柄を選ぶときに見ているのは、業績・財務・配当の推移といったところで、優待の有無は選定基準に入れていないのです。だから「半分近くが優待のある会社だった」というのも、結果的にそうなっていた、という話でした。
もう1つ、私が思っていることがあります。優待があるということは、その分だけ配当に回せるお金が減るのかな、ということ。優待の原資も、元をたどれば会社のお金ですからね。
そして何より、私は優待より、現金でもらうほうが嬉しいのです。現金なら、家計に入れてもいいし、そのまま再投資に回してもいい。使い道を自分で決められるのが性に合っています。
ただ、これは「優待は損」という話ではまったくありません。届いた優待でごはんを食べに行く、季節の品を家族で楽しむ——それを投資の楽しみにしている方は本当にたくさんいますし、素敵な付き合い方だと思います。あくまで私はこう選んだ、というだけの話です😊
そもそも私がなぜ広く分散して持つのかという考え方は、詳しくはこちら👇
分散投資はなぜ大事?韓国株−10.8%・日経−3.95%の日にわかったこと
🎁 それでも優待が欲しい人は、どうすればいいのか
「いや、私は優待が楽しみで株を始めたんです」という方もいると思います。その気持ち、すごくわかります。届く楽しみって、数字だけの世界にはない良さがありますよね。
考え方としては、大きく2つあります。
① 数を絞って、1社あたりを100株にする
持つ会社の数を減らして、その分1社あたりの株数を厚くする方法です。分散はどうしても弱くなりますが、優待には届きやすくなります。
② 1株から優待の対象になる会社を選ぶ
数は多くありませんが、1株から優待の対象になる会社も存在します。少額から始めたい人にとっては選択肢のひとつになるかもしれません。
どちらが正解、という話ではありません。分散を取るか、優待を取るか。持っているお金と、何を楽しみにするかで変わります。
なお、優待の必要株数は会社によって異なりますし、優待の内容や条件は変更・廃止されることもあります。優待目当てで買った会社が翌年に優待をやめる、ということも実際に起きています。そこは頭の片隅に置いておきたいところです。
✨ まとめ
- 株主優待は「100株(1単元)から」としている会社が多い(必要株数は会社によって異なる)
- 配当は1株から比例してもらえるが、優待は必要株数に届くまでゼロ
- だから、少しずつ買い増している途中の人は、優待だけがゼロのままになりやすい
- 私は優待を狙っていない。現金でもらうほうが嬉しいから
85社持っていて優待ゼロ、と聞くと格好がつかないのですが、私はあまり気にしていません。優待がもらえないことより、配当が1株から積み上がっていることのほうが、私にはずっと大事でした。
この記事を書いていた午前中、もなかは窓辺で日を浴びながら、ゆっくり毛づくろいをしていました。ココアはケージの網に鼻を寄せて、チモシーの追加を催促してきます🐈🐰 こういうのんびりした時間を守るために、私は投資をしているのだと思います。

最後に一言だけ。株式投資には元本割れのリスクが常にあります。優待でも配当でも、まずは家計管理と生活防衛資金を整えてから、余剰資金で。この順番だけは崩さないでいきましょう。
※株主優待・単元株制度・権利確定日などの制度内容は変更されることがあります。最新の仕様は公式サイトでご確認ください。
・日本取引所グループ(JPX):https://www.jpx.co.jp/
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本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。


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