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🦍 AIバブル騒動の答え合わせ|暴落の「主役」が決算で急騰した1週間

資産運用
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おはようございます、やんともです🐈

今朝、こんなニュースが飛び込んできました。

「アルファベット(グーグルの親会社)の4〜6月期決算が絶好調。株価は時間外取引で約+7.7%の急騰」——。

……あれ? ちょっと待ってください。この「アルファベット」って、先週の暴落のきっかけになった会社では……?

そうなんです。先週、日経平均は「歴代5位」という記録的な下げを演じました。そのきっかけになったのが、まさにこのアルファベットの「AIモデル開発が遅れているらしい」という報道でした。その当の本人が、1週間後に「決算絶好調」で急騰している。これはもう、ドラマとしてよくできすぎています。

先週の暴落の経緯をまだ読んでいない方は、こちらからどうぞ👇

日経平均1週間で4,400円安「AIバブル調整?」でも積立をやめない理由

今日はこの約1週間のドラマを、小学生でもわかるくらいやさしく振り返って、「私たちは結局どうすればいいのか」の答え合わせをしていきます✨

📅 1週間のドラマを振り返る

まずは時系列で、何が起きたのかを整理しましょう。ざっと並べるだけで、相場のジェットコースターぶりが伝わると思います🎢

日付 できごと 日経平均
7/16(木) アルファベットの「AIモデル開発遅れ」報道。AI成長への疑念が世界に連鎖 −1,916円
7/17(金) 下げ幅「歴代5位」の暴落。夏枯れの薄商いが下げを増幅(終値64,141円) −2,694円
7/21(火) 連休明けに大幅反発。ストップ安だったキオクシアが一転して上昇率1位に +2,091円
7/22(水) 朝は+1,300円超→米決算待ちで失速(終値66,116円) −116円
7/23(木) アルファベット決算が絶好調。株価は時間外で約+7.7%急騰

7/17の暴落については、金融庁が分析した「2024年8月の暴落」とよく似た構図でした。夏休みで市場参加者が少なく、少しの売りでもドカンと値が動きやすい「薄商い」が下げを大きくしたんですね。

AIバブル騒動1週間のタイムライン図。7月16日にアルファベットのAIモデル開発遅れ報道で日経−1,916円、17日に歴代5位の暴落−2,694円、21日に+2,091円の大幅反発、23日朝に当のアルファベットの決算が絶好調で株価は時間外+7.7%。物語(疑念)で下げて事実(決算)で答え合わせされた流れを示す

AIバブル騒動、1週間のドラマです。「物語(疑念)」で下げて、「事実(決算)」で答え合わせ——事実は疑念とは逆でした。※日本経済新聞など各種報道をもとに筆者作成。時間外取引の株価はその後変動する場合があります。特定銘柄の購入を推奨するものではありません。

この図を一言でまとめると、こうです。「疑念(物語)で暴落し、決算(事実)で答え合わせされた。そして事実は、疑念とは真逆だった」

先週みんなが恐れていた「AI失速」は、少なくとも今朝の決算を見るかぎり、起きていませんでした。クラウド事業は力強く伸び、心配されていたAI関連の設備投資はむしろ予想を下回る(=ムダ遣いしていない)内容。だから株価は急騰したわけです。

※なお、時間外取引の株価はその後の本番の取引で変動しうるので、この+7.7%という数字も「今朝の時点では」というお話です。

🤔 でも「良い決算=上がる」と学ぶのは早い

ここで「なるほど、良い決算が出れば株は上がるんだな」と学びたくなりますよね。でも、そこはちょっと待ってください。

思い出してほしいのが、ちょうど1週間前(7/16)の半導体受託最大手・TSMCです。TSMCは市場予想を上回る好決算+上方修正という、文句なしの内容でした。ところが、株価は上がるどころか売られたんです。

このあたりは、決算シーズン前に書いたこちらでも触れています👇

もうすぐ決算シーズン!オルカン民・高配当民は何をすればいい?

整理してみましょう。

  • TSMC:好決算+上方修正 → なのに「もう織り込み済み」で下落
  • アルファベット:好決算 → 「疑念が晴れた」で素直に急騰

同じ「良い決算」でも、反応は真逆。つまり、決算の中身が読めたとしても、株価がどう反応するかまでは読めないのです。事前にどんな「物語」が語られていたか——期待されすぎていたか、疑われていたか、すでに織り込まれていたか——で、答えは正反対になります。

相場って、本当に「物語」で動くんだなあ、と改めて思います。

😅 【やんともの答え合わせ】今回“も”ニュースを見ていませんでした

ここで正直に告白します。今朝のアルファベット決算のニュース、私……見ていませんでした。この記事を書くために調べて、はじめて「え、そんなことになってたの」と知ったくらいです😅

7月上旬のETF分配金売りの答え合わせのときも「当日見てなかった」と書きましたが、これでもう何度目でしょうか。でも、これは開き直りではなく、私なりの理由があります。

私が株を始めたてのころは、値動きが気になって毎日チャートを見ては、下がると怖くなって「狼狽売り」をして失敗していました。今なら分かります。株価は読めません。アップダウンに翻弄されて売買を繰り返しても、疲れるだけなんです

そしてもう一つ、強く伝えたいこと。「人気だから買う」「SNSで話題になっているから買う」——特に調べもせずに買う株は、振り回されるだけです。話題株に飛び乗らない話は、以前こちらにも書きました👇

日経平均1,741円安はなぜ?半導体で揺れる「指数のクセ」

私がやっている日本株の高配当・長期投資は、業績などをちゃんと自分で調べて、長期前提で買い、あらかじめルールを決めて売買しています。だから周りが「AIバブルだ!」「暴落だ!」と騒いでいても、わりと冷静でいられるんですね。

その証拠に、この数日のジェットコースターのようなアップダウンで、私の保有株はほぼ無風。むしろ含み益で見ると、ちょっと増えているくらいの状態でした(金額や銘柄は伏せますね)。

もちろん、これは「真似すれば増える」という話ではありません。株には常に元本割れのリスクがあります。ただ、自分で調べて・長期前提で・ルールで動くという土台があると、ニュースに一喜一憂せずに済む、というお話です。

そして、新NISAで積み立てているオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)などの優良なインデックス投資は、継続一択。こちらは何も予想せず、淡々と積み立てるだけです。

🦍 「分からない」でも大丈夫な投資を

では、今回の一件で「AIバブルなのかどうか」はハッキリしたのでしょうか。答えは……やっぱり分かりません

今朝の決算は絶好調でしたが、これでバブル説が消えたわけではありません。次の別の疑念でまた下がるかもしれないし、そうでないかもしれない。#1028で「AIバブルかどうかは分からない」と書いた結論は、今日も変わっていません。

でも、ここが大事なところです。「分からなくても大丈夫」な形は、ちゃんと作れるんです。

  • ① 個別株をやるなら → 調べて・長期前提で・ルールで動く
  • ② インデックスなら → 何も予想せず、淡々と積み立てる
  • ③ そもそも → ニュースを毎日見なくても回る仕組みにしておく

この3つがあれば、AIバブルが本物でもそうでなくても、私たちのやることは変わりません。相場は「物語」で動きますが、その物語の段階で右往左往して売買すると、ただ振り回されて疲れてしまいます。事実で答え合わせされるまで、どっしり構えていればいいんです。

ちなみに、明日の朝は日本のCPI(消費者物価指数)の発表があります。前回予告した通りですね👇

今週金曜は「日本のCPI」発表。米CPIと何がちがう?

でも、数字が何%であろうと、私たちのやることは変わりません。今日も我が家では、もなかがエアコンの風がいちばん当たる特等席をちゃっかり確保して、香箱座りでうとうとしています🐈 相場が荒れようが、猫は今日も平常運転です。私たちも、それくらいのどっしり感で行きましょう。握力ゴリラでいこう🦍✨

※本記事で触れた制度・数値は執筆時点の情報です。新NISAの上限額や買付ルールなど最新の仕様は、必ず公式サイトでご確認ください(金融庁 NISA特設サイト:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/)。株価・決算などの数字は日本経済新聞ほか各種報道・株探を参照しています。

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本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

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