こんにちは、やんともです🐈 妻と子ども2人、愛猫もなか、愛兎ココアと暮らしながら、のんびり資産運用を続けています。
7月も中旬をすぎて、そろそろ株の世界では「決算シーズン」という言葉をよく聞くようになってきました。ニュースで「〇〇社が好決算!」「予想を下回り株価急落!」なんて流れると、投資を始めたばかりの方は「これって私にも関係あるの?」「オルカンを持ってるだけの私は何かしなきゃダメ?」とソワソワしてしまうかもしれません。
この記事は、夏の相場の風物詩を先回りで知って慌てないシリーズの第3弾です。第1弾の「ETF分配金売り」(7月上旬)、第2弾の「夏枯れ相場」(8月)に続いて、今回は「決算シーズン」を小学生でもわかるくらいやさしく解説していきますね😊
📖 決算シーズンってなに?(ゼロからやさしく)
まず「決算」ってなんでしょう? かんたんに言うと、決算は企業の「通信簿」です。
会社は「どれだけ売れたか(売上)」「どれだけ儲かったか(利益)」「これからどうなりそうか(今後の見通し)」を、だいたい3ヶ月ごとにまとめて発表します。学校のテストみたいに、定期的に成績を出しているわけですね📊
そして、この通信簿が一気に発表される時期があります。それが「決算シーズン」です。
日本の上場企業の多く(約7〜8割)は「3月期決算」といって、3月末で1年を区切っています。その最初の3ヶ月(4〜6月)の成績=第1四半期決算の発表が、例年7月下旬に始まり、8月上旬にピークを迎えます。だいたいお盆前におおむね出そろう、というのが毎年のパターンです。
米国も今週から本格化してきます。7月下旬にはグーグルの親会社アルファベット(株式市場にはこの親会社の名前で上場しています)などのAI大手、そして8月末にはエヌビディアの決算が控えています。まさに「決算ラッシュ」の季節なんですね。

夏の決算カレンダー(例年のおおよそのパターン)です。7月下旬の米AI大手→7月末〜8月上旬の日本企業ラッシュ→8月末のエヌビディア、と続きます。※正確な日程は日本経済新聞・JPXの決算カレンダーで確認できます。個別の決算結果や株価の動きを予想・保証するものではありません。
図のように、7月中旬の「今ここ」から、米AI大手 → 日本企業のラッシュ → エヌビディアと、夏はずっと決算の話題が続きます。※これは例年のおおよそのパターンで、正確な日程は日経やJPXの決算カレンダーで確認できますよ。
😲 決算で株価が荒れる理由:「良い成績」でも下がる
ここが今回いちばん知ってほしいところです。決算発表があると、個別株は1日で±10%動くことも珍しくありません。ストップ高・ストップ安になることもあります。それくらい荒れやすい時期なんですね。
そして、初心者の方が「え、なんで!?」と思いがちなのが、「良い決算=株価が上がる」ではないという現象です。
実例を挙げますね。先週(7/16)、半導体受託生産で世界最大手のTSMCは、市場予想を上回る好決算に加えて、通期の見通しも上方修正しました。文句なしの良い内容です。ところが株は売られ、半導体株安が世界に波及しました(出典:日本経済新聞・各種報道)。良い決算なのに、下がったんです。
なぜこんなことが起きるのか? 相場は「数字そのもの」で動くのではなく、「事前の予想との差」×「そのとき市場が心配していること」で動くからです。
たとえるなら——テストで95点を取っても、周りが「あの子は98点くらい取るだろう」と予想していたら、「あれ、思ったより低いね」と残念がられてしまう。逆に「50点かも」と思われていた子が70点を取ったら「すごい!」と喜ばれる。これと同じで、株価は点数の高さそのものより、予想との差で動くんですね。この仕組みは以前くわしく書いたので、あわせてどうぞ👇
ちなみに先週の急落(下げ幅は歴代5位)も、「AI企業の決算・成長への警戒」が一因とされています。このあたりも別記事で触れています👇
日経平均1週間で4,400円安「AIバブル調整?」でも積立をやめない理由
😅 【やんともの黒歴史】決算またぎ、全くもって読めません笑
ここで、私の恥ずかしい過去のお話を少し。
株を始めた当初、私は短期売買をしていた時期がありました。今思えば、それがただのギャンブルと同じだと気づく前の話です。そのころ、決算絡みでたくさん痛い目にあいました。
- 「きっといい決算だろうから買っておこう」→ 実際はふたを開けたら悪決算で急落📉
- 発表された好決算を見て慌てて飛び乗る → 「もう織り込み済み」となぜか急落📉
- 決算が良くても下がる。逆に悪いのに上がる。もう全くもって読めません笑
何度もやって、心の底から思いました。決算プレー(決算またぎの短期売買)は、丁半博打と変わらない。プロでも読み切れないものを、初心者の私が読めるはずがなかったんです。話題株で痛い目を見た話は、こちらでも少し触れています👇
🏠 【85社ホルダーの現在地】決算、ほぼ見てません笑
では今の私はどうしているか。日本の優良企業を自分で調べて長期投資していて、今は約85社を保有しています。でも正直に白状すると——決算、ほぼ見てません笑

昔は保有銘柄の決算短信を、一つひとつちゃんと読んでいました。でも保有株が増えるにつれて、全部を追いかけるのは時間が取られすぎるようになってしまって。今はたまにアプリの通知をチラッと見る程度です。
そのかわりにやっているのが、年1回くらい、時間をかけて全体の「方向性の確認」です。長期保有の前提——業績の方向性や配当の方針が崩れていないか——をまとめてチェックします。逆に言えば、ちょっとやそっとのことでは売りません。
決算シーズン中の売買も、私は基本しません。決算で一時的に急落した銘柄があっても、内容を確認して「問題なし」と判断したら、あわてずしばらく様子見です。だって、TSMCの例のように決算が良くても売られることがありますからね。
ちなみに、決算とは別の理由で株価が一時的に下がることもあります。配当の権利確定日を過ぎると、その分だけ一時的に下がる「配当落ち」という現象です。これも知らないと「なんで下がったの!?」と焦るので、仕組みを押さえておくと安心です👇
そして、もし自分で決めた買い増しルールに該当する動きがあれば、そのときは買い増しを検討します。あくまでルールで動く。気分では動かない。これが大事だと思っています。
まとめると、私にとって決算は「毎回対応するもの」ではなく、「長期保有の前提が崩れていないかを年1回たしかめるもの」。これが、5年やってようやくたどり着いた距離感です。
🌍 オルカンだけの人は?→ 何もしなくてOK!
さて、ここまで個別株の話をしてきましたが、「私はオルカンを積み立てているだけ」という方。安心してください。結論からいうと、何もしなくて大丈夫です😊
私自身、新NISAでは「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」をSBI証券でコツコツ積み立てています。インデックスはこれ一本でいい、という立場です。
オルカンは約3,000銘柄に分散が効いています。だから、1社の決算がどれだけショッキングでも、全体に占める割合はごくわずか。1社の決算ショックは、みんなでシェアしてぐっと薄まるんですね。
しかも銘柄の入れ替え(リバランス)も、ファンドが自動でやってくれます。私たちが「決算だからどうしよう」と手を動かす必要はまったくありません。
なぜオルカンのような長期・分散のインデックス投資が負けにくいと言われるのか、理由を整理しておきますね。
- 長期的な経済成長:世界経済は長期で成長してきた → 企業業績・株価も上昇傾向
- 複利効果:投資期間が長いほど、利益が利益を生む
- リスクの分散:市場全体に広く投資 → 個別企業の不調の影響を抑えられる
- 時間分散:長く積立を続けると短期の変動を吸収 → 高値掴みのリスクが軽くなる
ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、将来の投資成果を保証するものではありません。投資には元本割れのリスクが常に伴います。だからこそ、決算シーズンだからと慌てず、いつも通りの継続一択。これがオルカン民の安心の源だと私は思っています✨
🌻 締め:決算シーズンは「市場がソワソワする季節」
夏の相場の風物詩を振り返ってみましょう。ETF分配金売り(7月上旬)→ 決算ラッシュ(7月末〜8月上旬)→ 夏枯れ相場(8月)。夏はイベントが目白押しなんですね。
こうした季節のクセを知っていれば、ニュースで急落を見ても「今日の急落はなに!?」と慌てるのではなく、「ああ、決算の季節ね」と静かに構えられます。知っておくのは、対策のためではなく慌てないため。これがこのシリーズ共通のメッセージです😊
そういえば、私がこの記事を書いている横で、もなかは椅子の上で丸くなって熟睡していました🐈 相場がどれだけソワソワしても、我が家の時間はいつも通りのんびり。そんなふうに、投資も慌てず淡々と続けていきたいですね。
個別株勢は「年1回の方向性確認」で十分、オルカン民は「何もしなくてOK」。決算プレーはプロでも読めないギャンブルだと、私が身をもって学びました笑 みなさんは同じ道を通らず、どっしり構えていきましょう🍵
なお、決算の正確な日程は下記の公式カレンダーで確認できます。最新の仕様・日程は必ず公式サイトでご確認ください。
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本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

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