「株をやってみたいけど、100株で数十万円なんて無理…」
そう思って、そのまま止まってしまった方はいませんか。でも実は、数株から株を買う方法があります。今日はその「単元未満株」について、できるだけやさしく書いてみますね😊
💰「高くて買えない」で、止まっていませんか
日本株は、原則として100株(1単元)単位での売買が基本です。つまり、株価3,000円の会社を買おうと思ったら、それだけで30万円が必要になります。
「気になる会社が5社ある」と思っても、100株ずつだと合計で百万円単位。これはなかなかのハードルですよね💦 ここで「やっぱり自分には無理だな」と離れてしまう人は、いると思います。
でも、そこで終わらせなくて大丈夫です。この記事では次の3つをお伝えします。
- ①単元未満株とはなにか(数株から買えるしくみ)
- ②正直に言って不便なところ(ここが一番大事)
- ③SBI証券と楽天証券で、仕組みがどう違うか
🌱 単元未満株なら、数株から買えます
単元未満株というのは、その名のとおり「1単元=100株に満たない株数」で売買できるサービスのことです。1株から買えます。株価3,000円の会社なら、3,000円で株主になれるということですね。
SBI証券では「S株」、楽天証券では「かぶミニ」という名前で提供されていて、どちらも売買手数料は無料です(2026年8月時点)。しかもNISAの成長投資枠でも買えます。

実は、私が日本株で使っているのも、これです。限られた資金の中で分散したかったので、単元未満株を使うしかありませんでした。100株ずつ買えるだけの資金があれば話は別ですが、我が家にはそんな余裕はなかった、というだけの話です。
銘柄によって、数株〜十株買うこともあります。「1株ずつコツコツ」というより、その時に必要な分だけ買うという感覚に近いです。
⏰【正直な話】いちばんの不便は「値段を選べない」ことです
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。単元未満株には、はっきりとした不便さがあります。隠さずに書きますね。
約定するのは、1日3回だけ
SBI証券のS株の場合、注文自体は24時間受け付けています。夜中でもスマホから注文できます。でも、実際に売買が成立(約定)するのは、1日3回だけです。
- 9時00分の始値(前場の始値)
- 12時30分の始値(後場の始値)
- 15時30分の終値
そして、いつ注文したかによって、どのタイミングで約定するかが決まります。

注文は24時間できますが、約定するのは1日3回だけ。しかも成行のみで、指値はできません。つまり注文した時点では、いくらで買えるかがまだ分からないということです。※SBI証券のS株の場合。約定は「前場始値(9時ごろ)」「後場始値(12時30分ごろ)」「後場終値(15時30分ごろ)」の3回です。取引ルールは変更されることがあります。最新の内容は各証券会社の公式サイトでご確認ください(2026年8月時点)。
図のとおり、0:00〜7:00の注文は9:00の始値、7:00〜10:30は12:30の始値、10:30〜14:00は15:30の終値(後場の終値)、14:00〜24:00は翌営業日9:00の始値で約定します。つまり、注文してから約定するまでにタイムラグがあるということですね。
しかも「成行」のみ。指値ができません
もうひとつ大きいのが、S株は成行注文のみで、指値注文ができないという点です。「1,800円まで下がったら買う」という指定ができません。
言い換えると、注文ボタンを押した時点では、いくらで買えるのかまだ分からないということです。ここは正直、人によってはかなり気になるところだと思います。
それでも、私はあまり気にしていません
確かに指値で取引できないのは痛いかもしれません。でも私は、買いたかった値段より少し高くなっても、一回で一気に買うわけではないので、あまり気にしないようにしています。
そして、そんな買い方でも、私の保有株は9割以上がプラスです。もちろんこれは相場環境にも助けられている結果で、これから先も同じとは限りません。ただ少なくとも、「1円単位で狙えないと勝てない」というものではないな、というのが実感です。
注文を入れたあとは、特に気にしていません。約定してから「あ、この値段だったのか」と確認するくらいです。「値段を選べない」が問題になるかどうかは、自分の買い方しだいだと思っています。
⚖️ SBIと楽天では、仕組みが違います
単元未満株は各社でルールが違います。代表的な2社を比べてみます(2026年8月時点)。
| SBI証券 S株 | 楽天証券 かぶミニ | |
|---|---|---|
| 売買手数料 | 無料 | 無料(ただしリアルタイム取引は0.22%のスプレッド) |
| リアルタイム取引 | なし(1日3回の約定) | あり |
| 指値注文 | できない(成行のみ) | できる |
| 取扱銘柄数 | 東証上場 約3,800銘柄(2026年3月時点) | リアルタイム取引1,015銘柄/寄付取引2,160銘柄(2025年9月時点) |
ざっくりまとめると、こうなります。
楽天は「速く・狙って買える」代わりに、選べる銘柄が少なくスプレッドがかかる。SBIは「遅くて値段を選べない」代わりに、ほぼ全銘柄が買えて完全無料。
大事なのは、どちらが上という話ではないということです。幅広い銘柄から選んで分散したいならSBI、タイミングを狙って買いたいなら楽天、というように、買い方によって答えが変わります。
私の場合は幅広く分散したかったので、銘柄数の多いほうが合っていました。ただこれはあくまで私の買い方に合っただけで、「こちらが正解」という話ではありません😊
📋 ほかに、知っておきたい制約
単元未満株には、値段以外にもいくつか制約があります。
- 議決権はありません。株主総会での投票はできません。
- 株主優待は、基本的にもらえません。優待は100株からという会社が多いためです。
- 売却しかできない(新しく買えない)銘柄もあります。
株主優待については、私自身の実感も含めて別の記事に書いています。詳しくはこちら👇
高配当株85社を持っていますが、株主優待は1つももらえていません
一方で、安心材料もあります。配当金は、保有している株数に応じてきちんともらえます。3株なら3株分、20株なら20株分。ここは単元株と同じ扱いです。少額でも「配当が入った」という体験ができるのは、投資を続けるうえで地味に大きいと思っています💰
🧭【私の考え】100株を目指しているわけではありません
ちなみに私は「いつか100株にまとめよう」と思って買っているわけではありません。
最終的には、分散の比率を見ながら、それぞれの銘柄の保有数を決めていきます。100株という単位そのものに意味があるわけではなく、自分のポートフォリオの中で「この会社はこのくらいの比率」という感覚で買っている、という感じです。
だから、数株のままの銘柄もあれば、数十株になっている銘柄もあります。バラバラでいいと思っています。

そもそもなぜ比率を気にするのか、分散の考え方については、こちらで書きました。詳しくはこちら👇
分散投資はなぜ大事?韓国株−10.8%・日経−3.95%の日にわかったこと
もちろん、資金に余裕があって、指値でじっくり狙いたいなら、単元株のほうが自由度は高いです。要は自分の資金量と買い方に合うほうを選べばいい、というだけの話です。
✨ まとめ
- 日本株は100株単位が基本。でも単元未満株なら数株から買える
- 不便なのは「値段を選べない」こと。SBIのS株は約定が1日3回、指値もできない
- SBIは銘柄数、楽天はリアルタイム。買い方によって答えが変わる
- 私は100株を目指しているのではなく、ポートフォリオの比率で保有数を決めている
この記事を書いていたら、もなかがテーブルの下からじっとこちらを見上げていました。奥のケージでは、ココアがチモシーを枕にして寸胴になって寝ています🐈🐰 のんびりした部屋で、こんな地味な話を考えているのが我が家の休日です。
限られた資金の中で分散しようとすると、単元株はどうしてもハードルが高い。そんなとき、単元未満株という選択肢を知っているだけで、できることが変わります。
もちろん、株式投資には元本割れのリスクが常に伴います。少額から始められるからといってリスクがなくなるわけではないので、家計を整えて、生活防衛資金を確保したうえで、余剰資金で。この順番だけは崩さないようにしたいですね😊
※本記事の数字は2026年8月時点で私が確認した内容です。各社のサービス仕様は変更されることがありますので、最新の仕様は必ず公式サイトでご確認ください。
・SBI証券 公式サイト
・楽天証券 公式サイト
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本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

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