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📉7月上旬に日経平均が下がりやすいのはなぜ?ETF分配金売りを解説

資産運用
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こんにちは、やんともです🐈

7月に入ると、投資ニュースで「7月上旬は日経平均が下がりやすい」「ETFの分配金売りが〇兆円規模」といった見出しをよく見かけるようになります。私も先日、妻に「なんか今週、株が下がるらしいって記事あったけど大丈夫?」と聞かれ、ちょっとドキッとしました💦

結論から言うと、これは「毎年恒例の需給イベント」で、企業の業績が悪くなったとか、経済に何か悪いことが起きたわけではありません。そして、オルカンで積立しているだけの方は特に何もしなくてOKという話です。

今日は「ETFの分配金売り」ってそもそも何?というところから、夏枯れ相場との違い、我が家のスタンスまで、やさしく解説していきます✨

📊 「7月上旬は下がりやすい」の正体はETF分配金売り

ETFは配当を「分配金」として払うためにお金を用意する

まず前提として、日経平均やTOPIXに連動するETF(上場投資信託)は、中身として日本株をたくさん持っています。その株からもらった配当金を、年に1〜2回「分配金」としてETFの投資家に支払うルールになっています。

ここでポイントなのが、分配金を支払うためには現金を用意しないといけないということ。ETFの運用会社は、決算日に合わせて中身の株を少し売ったり、先物(さきもの=将来の株価に連動する商品)のポジションを解消したりして、現金を作ります。これがいわゆる「ETFの分配金づくりの売り」です。

この決算日(分配金の基準日)が、日経平均連動ETFやTOPIX連動ETFでは例年7月8日・10日前後に集中しているんですね。だから「7月上旬に売り圧力が出やすい」と毎年ニュースになるわけです。

そもそも投資信託とETFって何がちがうの?という方はこちらもどうぞ👇

投資信託とETFの違いって?VYM・HDVもやさしく解説

2026年の売り規模は過去最大級の1.7兆円超

気になる規模ですが、2026年は現物株と先物あわせて1.7兆円超の売りが出る見込みと報道されています(株式新聞・2026年6月16日)。年々増えてきていて、過去最大級です。

ざっくり過去の推移をまとめると、こんな感じです👇

ETF分配金売りの規模(概算)
2023年 約1兆円
2024年 約1.2兆円
2025年 約1.16兆円(大和証券試算)
2026年 1.7兆円超(見込み)

ETFの残高(規模)が年々増えているので、それに比例して分配金づくりの売りも大きくなっている、というのが背景です。

7月上旬のETF分配金捻出売りの規模の年推移。2023年約1兆円から2026年は1.7兆円超の見込みへ増加していることを示す棒グラフ

7月上旬の「ETF分配金づくりの売り」規模の移り変わり。各年の証券会社・報道機関による推計(概算)。2026年は6月時点の見込み。

ただし「予定調和」なので実際の下げは限定的な年が多い

「1.7兆円の売り!?」と聞くとギョッとしますが、実はここが大事なところ。この売りは毎年みんなが事前に知っている、日付もほぼ決まっているイベントなんです。

そうなると、市場参加者もあらかじめ「その日はこれくらい売られるから、ちょっと安く買えるかも」と身構えます。結果として、思ったほど下がらなかったり、逆に売りが出きった後に買い戻しで反発したり、ということが起こります。

実際、2024年の決算集中日の日経平均は7月8日が-0.32%、7月10日は+0.61%と、警戒されたほどには動きませんでした。「なんだ、大したことないじゃん」という年も多いんですね。

もちろん年によっては下がることもありますが、理由のわかっている一時的な需給のイベントであって、企業や経済が悪くなったわけではない、という点はぜひ覚えておいてください。

🌻 夏枯れ相場とはどう違うの?

実はこの記事を書くにあたって、私自身も最初「あれ、これって夏枯れ相場のこと?」とちょっと混乱したので、違いを整理しておきますね。

ETF分配金売り 夏枯れ相場
時期 7月上旬(8日・10日ごろ) 8月ごろ
理由 分配金の支払いに使う現金づくり 夏休みで市場参加者が減る
性質 日付・規模が読める需給イベント 雰囲気的なアノマリー(経験則)
影響 限定的な年が多い 売買が薄くて値動きが荒くなりがち

簡単に言えば、ETF分配金売りは「理由がある需給イベント」、夏枯れ相場は「なんとなくの経験則」という違いです。夏の相場の2大季節ネタとして並べて覚えておくと、ニュースを見ても慌てなくてすみますよ📰

そして、どちらも長期のインデックス積立には基本的に関係ありません。ここが今日いちばん伝えたいポイントです。

🌍 オルカン積立民は何もしなくていい理由

オルカンは分配金を出さない設計

私がSBI証券で毎月積み立てている「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」は、実は設定以来、分配金を出したことがありません(2026年7月時点)。もらった配当は、ファンドの中で自動的に再投資される仕組みになっています。

つまり、オルカンをはじめとする低コストインデックス投資信託は、「分配金を払うために株を売る」というこのイベントの当事者ですらないんですね。だから、7月上旬の需給イベントに合わせて積立をやめたり、タイミングを見計らって買い足したり…といったことは、まったく必要ありません。

むしろ「毎月同じ日に淡々と買う」ことがインデックス投資の強みなので、こういうニュースが出てもいつも通りが正解です✨

分配金を出す商品はなぜ長期でイマイチなのか

ちなみに「分配金がもらえるなら嬉しいじゃん」と思われる方もいるかもしれません。でも、分配金を出すたびにファンドから現金が抜けていくと、その分「複利のパワー」が効きにくくなります。特に毎月分配型は複利がまったく効かない構造なので、我が家では選びません。

この話は別記事でくわしく書いています👇

毎月分配型投資信託の闇|タコ足配当と複利が効かない理由

🍉 やんとも家の7月:ボーナスと相場と家族と

ここでちょっと季節の話を。7月といえば、我が家的にはボーナスの季節でもあります💰

先週、妻とリビングでボーナスの使い道を相談していたのですが、我が家は「全額貯金」でも「全額投資」でもなくて、ざっくり3〜4つに分けて楽しく悩むスタイルにしています。

  • 家族旅行や外食など「今の楽しみ」に使う分
  • 急な出費に備えて生活防衛資金に足す分
  • 暴落時に日本の高配当株を買うための「予備弾」として現金でとっておく分
  • そのままオルカン積立の増額に回す分

子どもたちは旅行のパンフレットを広げて「ここ行きたい!」と大盛り上がり。全部を投資に回すと「人生の今」が楽しくなくなってしまうので、ここは家族と相談しながら決めています😊

ボーナスの投資への回し方は、こちらの記事も参考にどうぞ👇

夏のボーナス投資はアリ?一括vs積立と生活防衛資金のバランス

ちなみに我が家のもなか(三毛のスコティッシュフォールド)は、この暑さで完全にダレモード。ひんやりしたフローリングの上で、お腹を天井に向けたヘソ天姿でだらーんと伸びて寝ています🐈 その横で愛兎のココア(灰色のネザーランドドワーフ)は、前足で顔をくしくしくしくし…と一生懸命お手入れ中🐰 家族もペットも、いつも通りの夏の風景です。

🔍 やんとも自身の話:正直、最近まで知らなかった

ここで正直に告白すると、私、投資歴5年ですが「7月のETF分配金売り」って最近までちゃんと知りませんでした💦

「なんか7月って毎年ちょっと下がる年あるなあ」くらいの感覚で、その理由を深掘りしたことがなかったんです。でも結論として、知らなくても積立投資には何の問題もありませんでした。オルカンは相変わらず淡々と積み上がっています。

だからこの記事も「知らないと損する話」ではなくて、「知っているとあわてずに済む話」という位置づけで書いています。ニュースの見出しに驚いて狼狽売り…みたいなことになるくらいなら、正体を知っておいたほうがずっと精神衛生上いいですよね。

「下がった日にやってはいけないこと」については、こちらもぜひ👇

暴落が怖い日に初心者がやってはいけない3つのこと

個別株で高配当株投資もやってる私はどう見ているか(あくまで私のやり方)

参考までに、日本株の個別株を約85社保有している私の目線もお伝えしておきますね。ただしこれは「私はこうしている」という一例であって、初心者の方に真似をおすすめするものではありません。個別株はやること・調べることが多いので、まずはオルカンの積立を淡々と続けるだけで十分すぎるほど十分です。

そのうえで私の場合は、こんなざっくりルールを持っています:

  • 保有株が買値から10%下がったら「要注意」としてよく観察する
  • 15%くらい下がってきたら買い増しを検討する
  • まだ持っていない優良な高配当株は、自分の欲しい配当利回りになるまで虎視眈々と待つ

7月のETF分配金売りみたいな「理由のわかっている一時的な下げ」は、こういう待機している銘柄を観察する良いチャンスにもなります。もちろん下がる保証はどこにもないので、あくまで「起きたら考える」スタンスです。

ちなみに私は、株を始めたての頃に値動きにビビって狼狽売りしてしまった失敗があります。だからこそ、「理由を知っておく」ことの安心感は身にしみてわかっているつもりです。

📝 まとめ:夏の風物詩を知って、あわてず淡々と

今日のポイントをまとめます✨

  • 7月8日・10日ごろに集中するETFの決算にあわせて、分配金の現金づくりのための売りが出る
  • 2026年は現物・先物あわせて1.7兆円超の見込みで過去最大級
  • ただし毎年みんなが知っている予定調和のイベントなので、実際の下げは限定的な年が多い
  • 企業業績や景気が悪くなったわけではなく、需給の一時的な話
  • 夏枯れ相場(8月)とは別物。夏枯れは「参加者が減る」雰囲気のアノマリー
  • オルカンなど分配金を出さないインデックス投信の積立民はいつも通りでOK

投資で大事なのは、まず家計管理 → 生活防衛資金 → 余剰資金で投資という順序です。この土台さえできていれば、7月の値動きにいちいち一喜一憂しなくて大丈夫。積立設定はそのままに、家族と夏を楽しむのがいちばんです🍧

それでは、今日もお読みいただきありがとうございました。よい夏をお過ごしください🎐

※最新の決算日・分配金の詳細・数字は、各ETFや運用会社の公式サイトでご確認ください。
参考:日本取引所グループ(JPX) / eMAXIS Slim シリーズ公式

📖 あわせて読みたい

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本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

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