「今日は暴落したはず……オルカンいくらになった?」と思ってアプリを開いたのに、値段がさっきと同じまま。「更新するタイミングはいつ?」と何度も更新した——そんな経験、ありませんか?😅
じつは投資信託の「値段が1日1回しか一回しか更新されない」という仕様なんです。今週の金曜(7/17)、日経平均が歴代5位の下げを記録しました。そのときも「オルカン下がったよね?いくら?」とアプリを見た人が続出したと思いますが……その答えが出るのは、なんと夜。しかもオルカンの場合はもう1日先だったりします。
今日は「投資信託 基準価額 いつ」「オルカン 値段 変わらない」と検索した初心者さん向けに、小学生でもわかるくらいやさしく解説していきますね😊 今週の暴落の話は、こちらの記事にまとめています👇
日経平均1週間で4,400円安「AIバブル調整?」でも積立をやめない理由
🍎 株はリアルタイム、投信は「1日1回」
まず大前提から。株は取引時間中、ずっと値段が動いています。「今100円」「今101円」とリアルタイムで見られますよね。
でも投資信託の値段(これを「基準価額」と呼びます)は、1日1回だけ決まります。株のように秒単位でパタパタ動いたりしません。なぜでしょう?
りんご1個の値段なら、すぐに「100円です」と言えます。でも、3,000種類の果物が入った特大の福袋の値段を聞かれたらどうでしょう?中身ぜんぶのお店が閉まって、それぞれの最終価格が出そろわないと、合計金額は計算できませんよね。
投資信託はまさにこの福袋です。オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の中身は約3,000銘柄。世界中の株がぎっしり詰まっています。この一つひとつの「終値」と、そのときの「為替」を全部集計して、はじめて「今日のオルカンはいくら」が計算できるんです。だからリアルタイム表示は、そもそも物理的に不可能なんですね。
🌙 「今日の値段」が分かるのは夜。オルカンは翌営業日の夜
では、いつ分かるのか。順番に見ていきましょう。
まず、値段が出るのは「夜」
運用会社が、営業日の20時頃までに基準価額を算出します。それが証券会社のサイトやアプリに反映されるのは、だいたい21:30頃から翌朝6時頃にかけて順次。つまり「今日の値段」がハッキリ分かるのは、その日の夜なんです。昼間にアプリを見ても変わらないのは、当たり前だったわけですね。
オルカンは、さらにもう1日遅れる
ここがオルカンのややこしいところ。海外の資産に投資する投資信託は、注文した日の「翌営業日」が約定日(実際に買える日)になります。
今日オルカンを注文すると、「今日の海外市場の終値+為替」をもとに計算された翌営業日の基準価額で買うことになります。そして、その数字がアプリで見られるのは翌営業日の夜。二段階で遅れるイメージです。
今週の金曜(7/17)の実例で考えてみましょう。日経が大きく下げたこの日、「オルカンも下がったはず、いくらになった?」とアプリを見ても、数字は変わりません。今日(金曜)の世界市場の下げがオルカンの基準価額に反映されるのは、3連休明けの火曜(7/21)の夜。こんなふうに時間差が生まれるんです。
下の図で、月曜に注文した場合のタイムラインを整理してみました👇

月曜にオルカンを注文した場合の流れです。約定は翌営業日の火曜、「いくらで買えたか」が分かるのは火曜の夜。※SBI証券・三菱UFJアセットマネジメントの公式FAQをもとに筆者作成。締切時刻は証券会社・ファンドで異なります。土日祝をはさむ場合はそのぶん後ろにずれます。
ざっくり言うと、月曜15時までに注文すると、実際に買えるのは火曜。その火曜の基準価額で購入され、「いくらで買えたか」が分かるのは火曜の夜21:30頃から——という流れです。途中に祝日があると、その分だけ後ろにずれます。
🙈 え、値段が分からないまま買うの?(ブラインド方式)
ここまで読んで、こう思った方もいるはず。「値段が分からないまま注文するの?なんか不安……」と。
そうなんです。投資信託は「いくらで買えるか分からない状態」で注文する仕組みになっています。これを「ブラインド方式」と呼びます。目隠し(ブラインド)で注文する、というイメージですね。
でもこれ、バグでも不親切でもなく、ちゃんと意図された設計なんです。理由はこうです。
もし「今日の値段」を見てから注文できたらどうなるでしょう?「あ、今日は安い!じゃあ今のうちに買っておこう」と、先回りして抜け駆けできてしまう人が出てきます。すると、すでにそのファンドを持っている人(既存の保有者)が不利になってしまうんですね。
だから、みんな平等に「値段が分からない状態」で注文する。これは既存の保有者を守る公平性のルールなんです。今は不安に感じるかもしれませんが、あなたが保有者になった瞬間から、今度はあなた自身を守ってくれるルールに変わります。そう考えると、ちょっと心強く感じませんか😊
🦍 【やんともの場合】値段、見て買ったことありません
ここで正直に告白します。私やんとも、基準価額を見て買ったことがほぼありません。値段はほとんど意識していないんです。
理由はすごくシンプルで、「長期で見れば、今日はどうせ安い」と私は考えているからです。10年、20年という時間軸で見れば、今日の値段が高いか安いかなんて、正直あまり気にしていません。基準価額もほぼ見ません。見たところで、私がやることは「積立継続」で変わらないからです。

じゃあ暴落が来たら?——買付日にたまたま安くなっていれば、安く買えてラッキー。もし高値圏だったとしても、長期で見れば安い。つまりやることは変わりません。継続一択!「握力ゴリラ」でいこう🦍 という気持ちです。(※「握力」というのは株の世界の言葉で、「売らずに持ち続ける力」のこと。値段が下がっても慌てて手放さない、ゴリラのような強い握力でホールドする、というイメージですね)
じつは私も株を始めたてのころは、値動きにビビって狼狽売りをしてしまった失敗があります。毎日チャートを見ては一喜一憂して、下がると怖くなって売る……。そんな時期を経て、今のスタイルにたどり着きました。
だからこそ思うんです。投資信託が「1日1回しか値段が出ない」のは、むしろ最高のお墨付きだと。「1日中チャートとにらめっこしなくていいよ」と、仕組みそのものが言ってくれているんですよ。リアルタイムで動く株だと、どうしても気になってしまう人でも、投信なら「見なくていい」設計になっている。積立を淡々と続けたい人にとって、これ以上ない相性です✨
もちろん、投資には元本割れのリスクが常にあります。ここでお伝えしているのは、あくまで「私やんともはこう考えている」という一個人の温度感です。将来の値上がりを保証するものではない、という点は正直にお伝えしておきますね。
📝 まとめ|仕組みを知れば、夜アプリを見て混乱しなくなる
今日のポイントを3行でまとめます。
- 投資信託の基準価額は1日1回・夜に更新される(約3,000銘柄の終値と為替を集計するため、リアルタイムは不可能)
- 海外資産のオルカンは翌営業日が約定日。数字が見られるのはさらに1日先の夜
- 値段を見ずに注文するブラインド方式は、既存保有者を守る公平性のルール
この仕組みを知っておけば、夜にアプリを見て「値段が変わらない!」と混乱することも、「いくらで買えるか分からない」という不安もなくなります。あとはもう、握力ゴリラで淡々と積み立てるだけ🦍✨
「安いときに多く買える」積立の仕組み(ドルコスト平均法)については、こちらで詳しく解説しています👇
「そもそも積立ってどう始めるの?」という方は、実際の手順をまとめたこちらもどうぞ👇
そういえば、この記事を夜に書いていたら、もなかが急にスイッチが入ったように部屋を全力で走り出しました(いわゆる猫の運動会ですね🐈)。ココアはケージの前でラグを前足でカリカリと掘るしぐさ。それぞれ我が道を行くマイペースっぷりに、思わず手が止まってしまいました😹 私たちも、彼らを見習ってのんびり握力ゴリラでいきましょう。
なお、約定のタイミングや締切時刻(15時など)は、証券会社やファンドによって異なる場合があります。今回はSBI証券の場合を例にしていますが、最新の仕様や正確な締切時刻は、必ず各社・運用会社の公式サイトでご確認ください。
- SBI証券:https://www.sbisec.co.jp/
- 三菱UFJアセットマネジメント(eMAXIS Slimシリーズ):https://emaxis.jp/
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本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

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