「参加無料!ケーキ付きマネーセミナー♪」「保険の見直し、何度でも無料相談」——こんな広告、街やネットで見かけたことはありませんか?☕
会場を借りて、講師を呼んで、ケーキまで出して……どう考えてもお金がかかっているのに、なぜ「無料」で成立するのでしょうか?🤔
今日の合言葉はこれです。「この無料、誰が負担してる?」
この記事は、以前書いた「銀行の窓口で投資信託を買ってはいけない理由」の姉妹編です。対面販売の手数料のからくりについてはこちらもどうぞ👇
銀行の窓口で投資信託を買ってはいけない理由|手数料のからくり
先にお伝えしておくと、私自身、昔は無料セミナーにも無料相談にも行っていました。そして、まんまと契約までした元・カモネギ本人です🦆 だからこそ、行ったことがある方を責める記事ではありません。「仕組みを知って、一段上の金融リテラシーを身につけよう」という記事です✨

💰 なぜ「無料」で成立するの?——お金の流れ(商流)を考えてみる
無料セミナーにも、当然コストはかかっている
無料のマネーセミナーには、会場代・講師の人件費・広告費・ケーキや景品代……たくさんのコストがかかっています。主催者はボランティアではありませんから、このコストは必ずどこかで回収されています。
では、どこで回収しているのか。一般的な仕組みはこうです。
- セミナーや無料相談で、来場者に金融商品(貯蓄型保険・外貨建て保険・手数料の高い投資信託など)を紹介する
- 来場者が契約すると、保険会社や運用会社から販売手数料(コミッション)が支払われる
- その手数料が、会場代もケーキ代も広告費もぜんぶまかなう原資になる
保険の無料相談ショップも基本は同じ構造です。相談そのものは無料でも、契約が成立すれば手数料が入る。つまり——
「無料」の原資は、来場者・相談者が契約する商品の手数料なんです。
まさに「タダより高いものはない」。無料ほど高いものはない、と私は思っています。
アンケートの個人情報は「見込み客リスト」になる
もうひとつ、知っておいてほしい視点があります。セミナー来場時に書くアンケートや連絡先は、業者側から見れば「見込み客リスト」です。
失礼な言い方に聞こえたら申し訳ないのですが、「無料・ケーキ付き」に惹かれて来場する人は、業者側からは「金融リテラシーがまだ高くない、契約してくれそうなお客さま」——つまりカモがネギを背負って来たように見えてしまうのです🦆🥬
誤解しないでほしいこと:これは詐欺ではありません
ここで大事な注意です。無料セミナーも無料相談も、合法のビジネスであり、詐欺ではありません。SNSで誘導されるような違法な投資詐欺とはまったく別物です。
相談員さんや営業担当さんも、仕事として真面目にやっているだけで、悪人ではありません。問題は個人ではなく、「手数料の高い商品を売るほど報われる」という構造そのものにあります。だから「全部が悪」ではないけれど、初心者にとって不利な商品へ誘導されやすい場である、という理解が正解だと思います。
🦆 私がカモネギだった話——まんまと契約した過去
「無料だから」と気軽に行った結果……
ここからは私の恥ずかしい告白です。今より金融知識が低かった頃、私は保険の無料相談ショップで相談したり、無料の金融セミナーに参加したりしていました。「無料だし、プロに聞けるならお得じゃん!」くらいの気持ちでした😅
そこで勧められたのは、貯蓄型保険や、今考えればすぐわかるような手数料のバカ高い金融商品。そしてお恥ずかしいことに、私はまんまと契約までしてしまいました。
当時、妻からは「うちの人、保険に入りすぎじゃないかな……」と思われていたらしいです(笑)。あとから聞いて、笑うしかありませんでした。妻の直感のほうが、当時の私の「勉強したつもり」より正しかったんですね🙈
貯蓄型保険がなぜ不利なのか、当時の私は説明できませんでした。詳しくはこちらで解説しています👇
今はすべて解約。浮いたお金は積立へ
その後、自分で勉強し直して、当時契約した商品はすべて解約しました。以前書いた固定費見直しの記事で触れた「貯蓄型保険の解約」は、実はこの話と繋がっています。解約して浮いたお金は、今は新NISAでのオルカン積立に回っています📊
振り返って一番痛感するのはこれです。「無料だから」と気軽に行った入口が、月数万円の高い買い物につながった。そして——行かなければ、売られることもなかった。
ケーキ付き・景品付きセミナーの広告は、今もよく目にします。というより、世の中はこういうもので溢れています。だからこそ、仕組みを知っているかどうかで大きな差がつくんです。
都心の立派なビルは誰のお金で建った?(私見です)
これはあくまで私個人の見方ですが——そりゃあ、都心の一等地に保険会社や銀行の立派なビルがいっぱい建てられるわけです。あのビルの建設費はどこから来ているのか。めぐりめぐって、私たちが払った手数料なんじゃないかなあ、と😌 少なくとも私が払った分は、どこかのビルの壁の一部になっているはずです(笑)。
✅ じゃあどうすればいい?——「この無料、誰が負担してる?」を口ぐせに
① 無料に出会ったら、お金の流れを1回考える
難しいことは要りません。無料のサービスや景品に出会ったら、「この無料、誰が負担してる?」と1回だけ考えるクセをつける。それだけで見え方がガラッと変わります。回収先が「自分が契約する商品の手数料」だと気づけたら、もうカモネギには戻りません🦆✨
② 勉強はほぼタダでできる時代
「でもお金の勉強はしたい」という方、大丈夫です。今はYouTube・書籍・金融庁や証券会社の公式解説などで、ほぼタダで質の高い知識が学べる時代です。少なくとも「その場で契約」だけは絶対にしないでください。良い商品なら、家に帰って1週間考えても良い商品のままです。
違法な投資詐欺との見分け方や、安全な学び方についてはこちらもどうぞ👇
投資詐欺の見分け方|SNSのLINE誘導と高額商材から家族を守る方法
③ 保険は「勧められるまま」ではなく、自分で必要額を計算する
我が家は小さい子どもが2人いるので、最低限の掛け捨て死亡保険には入っています。でも、遺族年金なども考慮して自分で必要額を計算すると、意外と少なくて済むんです。計算方法はこちらにまとめています👇
④ 投資は販売員経由ではなく、ネット証券で自分で
投資をするなら、誰かに「売ってもらう」のではなく、ネット証券で低コストのインデックスファンドを自分で買うのが基本だと私は考えています。我が家はSBI証券でeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)を積み立てています。販売員がいない分、手数料が低い——構造の話は、ここでも同じなんです。
ちなみにこの記事を書いている今、もなかは窓辺の日だまりでのんびり毛づくろい中🐈 足元ではココアがラグを前足でほりほり掘っています🐰 2匹とも「無料のケーキ」には興味なさそうです(笑)。
🌸 まとめ:気づいた今日が一番早い日
- 無料セミナー・無料相談のコストは、契約者が払う商品の手数料で回収されている
- 詐欺ではなく合法のビジネス。ただし初心者に不利な商品へ誘導されやすい構造がある
- 合言葉は「この無料、誰が負担してる?」——無料ほど高いものはない
- 勉強はYouTube・書籍・公式サイトでほぼタダ。「その場で契約」は絶対にしない
- 保険は自分で必要額を計算、投資はネット証券で自分で
そして最後に。過去に契約しちゃった人も大丈夫です。私もそうでした。気づいた今日が一番早い日です🌱
ただし、貯蓄型保険などの解約には元本割れなどの注意点もあります。「今すぐ解約すべき」とは言いません。仕組みを理解した上で、ご自身で判断してくださいね。契約・解約はご自身の判断で。不明点は金融庁の公式情報(金融庁)などもご確認ください。
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本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

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