🎃 もうすぐハロウィンですね。我が家は、年によって仮装してハロウィンパーティーをしたり、しなかったりです。
そんな季節に、株の世界にも「ハロウィン効果」という言い伝えがあるそうです。正直に言うと、私はこの言葉を知りませんでした😅
8月末には、「9月は株が下がりやすい」という話を日経平均63年分のデータで調べました。そのときは、9月がいちばん弱く、10〜12月がいちばん強いという結果でした📊
9月のデータの話について、詳しくはこちら👇
📉「9月は株が下がりやすい」は本当?日経平均63年分のデータで調べました
そこで今回も、日経平均のデータで確かめてみました。
答えを先に書くと、長い目で見ると、たしかに当たっています。でも直近10年は逆で、「ずっと持つ」のほうが2倍以上増えていました。
この記事で分かること
- 「ハロウィン効果」と「セル・イン・メイ」の意味
- 1949年からの長い目で見た結果と、直近10年の結果のちがい
- 「上がりやすい半年だけ持つ」と「ずっと持つ」の差
- 私が季節で売り買いしない理由
🎃 ハロウィン効果ってなに?
「ハロウィン効果」とは、「10月末に株を買って、翌年の4月末に売ると上がりやすい」という経験則のことです。
10月31日がハロウィンなので、この名前がついています。ただ、はっきりした理由が分かっているわけではありません。こうした「なぜかそうなりやすい」と言われる経験則を、投資の世界では「アノマリー」と呼びます。言い伝えのようなもの、と考えると分かりやすいです✨
反対側の格言として有名なのが「セル・イン・メイ(5月に売れ)」です。
言い方はちがいますが、どちらも「4月末〜10月末は弱く、10月末〜4月末は強い」という同じ考え方です。コインの表と裏のような関係ですね。
📊 長い目で見ると、たしかに当たっている
まずは長い期間のデータから見てみます。マネックス証券の吉野貴晶チーフ・マーケット・アナリストが、日経平均で検証しています。
- 10月末に買って翌年4月末に売る:1949年から76回くり返すと、上がったのは55回(約72%)、平均+7.87%(2025年10月28日の記事)
- 4月末〜10月末(セル・イン・メイの期間):76回のうち上がったのは40回(52%)(2026年4月23日の記事)
72%と52%。長い目で見ると、「10月末〜4月末のほうが上がりやすい」という言い伝えは、たしかに当たっていると言えそうです。
🔍 直近10年を、日経平均の公式データで数え直してみた
では、最近はどうなのでしょうか。日経平均プロフィル(日本経済新聞社)の月末終値を使って、直近10年を私も数え直してみました。
| 年 | 4月末→10月末(ハロウィン投資はお休み) | 10月末→翌年4月末(ハロウィン期間) |
|---|---|---|
| 2016年 | +4.6% | +10.2% |
| 2017年 | +14.7% | +2.1% |
| 2018年 | −2.4% | +1.5% |
| 2019年 | +3.0% | −11.9% |
| 2020年 | +13.8% | +25.4% |
| 2021年 | +0.3% | −7.1% |
| 2022年 | +2.8% | +4.6% |
| 2023年 | +6.9% | +24.5% |
| 2024年 | +1.8% | −7.8% |
| 2025年 | +45.4% | +13.1% |
※配当は含みません(価格の上がり下がりだけです)。
まとめると、こうなりました。
- ハロウィン期間:10回中7回プラス(平均+5.5%)
- 残りの半年:10回中9回プラス(平均+9.1%)
2025年の+45.4%を除いても、残りの半年は平均+5.0%で、ハロウィン期間とほとんど差がありません。
つまり直近10年は、長い目で見た傾向(72%と52%)と逆の結果になっていました。
💡「上がりやすい半年だけ持つ」と「ずっと持つ」を比べると
ここがいちばん大事なところです。最初に、2つのやり方のちがいを整理しておきますね。
| やり方 | 10月末〜4月末 | 4月末〜10月末 |
|---|---|---|
| ハロウィン投資 | 株を持つ | 売って、現金で待つ |
| ずっと持つ | 株を持つ | 株を持つ |
ハロウィン投資は、毎年4月末に売って半年お休みし、10月末にまた買う、というくり返しです。
この2つのやり方で、2016年10月末に100万円でスタートして、2026年4月末で比べてみました。
結果は、ずっと持つ=約340万円、ハロウィン期間だけ持つ=約159万円。2倍以上(約2.1倍)の差がつきました💰

差がついた理由はシンプルです。お休みしていた半年(4月末〜10月末)にも、ほとんどの年で株価が上がっていたからです。とくに2025年4月末〜10月末は、この半年だけで+45%。ハロウィン投資では、ここを丸ごと逃してしまいました。
前提:日経平均の月末終値で計算しています。配当・手数料・税金は含みません。休んでいる期間の現金の利息は0としました。過去10年の結果であり、将来を約束するものではありません。

「上がりやすい時期だけ持つ」は効率がよさそうに見えます。でも、それ以外の時期に大きく上がると、その上昇を丸ごと取り逃がすことがあるんですね。
🔄 どの10年を切り取るかで、結果は逆になる
では、ハロウィン効果はもう当たらないのか?というと、そうとも言い切れません。
auカブコム証券の2019年10月24日の記事では、少し前の10年(2009年10月〜2019年10月)で比べています。日経平均は、
- 10年間ずっと持つ:116.8%上昇
- 10月末に買って4月末に売る半年投資:129.6%上昇
と、このときはハロウィン期間だけのほうが上でした。それでも記事の結論は「今後も有効かは未知数」となっています。
同じやり方でも、どの10年を切り取るかで結果が逆になる。ここが、言い伝え(アノマリー)の難しさだと思います。過去に当たっていたからといって、これからも当たるとは限らないんですね。
🧭 私が季節で売り買いしない理由
ここからは、私自身の話です🏠
最初に書いたとおり、私はハロウィン効果を知りませんでした。そして、季節の言い伝えで売り買いしたことは一度もありません。
9月の記事を書いたときも、「9月に売って10月に買い直せば?」という疑問に、「それができたら苦労しませんよね」と答えました。今回の10年のデータを見ても、その気持ちは変わりません。
人によって投資のスタイルは違います。私みたいに長期投資前提で買う人もいれば、デイトレなどの短期売買でやっている人もいます。どちらが正しいという話ではありません。
そのうえで、私のスタイルは、短期投資になればなるほどギャンブル性が高くなるから、やっぱりずっと持つほうがいいよね、という考えです。
投資とギャンブルのちがいについて、詳しくはこちら👇
🎰 投資ってギャンブルなの?小学生にもわかる決定的な違い
長く持つことを選んでいるのは、世界経済の長期的な成長、利益が利益を生む複利効果、市場全体に広げるリスクの分散、長く続けることで短期の上下をならす時間分散、という4つの理由から、長期のインデックス投資は負けにくい傾向があるとされているからです。
ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、将来の投資成果を保証するものではありません。投資には元本割れのリスクが常に伴います。
日本株の高配当株についても、買い増すのは暴落が来たときだけです。季節では決めていません。買い増しのタイミングなどは、noteに書いています。
高配当株をどう選んで、どんなときに買い増しているかは、noteにまとめています。詳しくはこちら👇
利回りだけで選んで大失敗。85社の高配当株に投資する私が、買う前に必ず見る12の数字
「合格ライン」の具体的な数字と、私が持っている銘柄の判定記録まで載せた完全版もあります👇
高配当株の選び方 完全版 ― 初心者でも「減配しにくい会社」を自分で見つける12のチェック項目(note・有料記事)
ただしこれは私の記録であって、始めたばかりの方に真似をおすすめするものではありません。我が家の主役はあくまでオルカンで、日本株はその横に置いているものです。
そして、オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の積立は、SBI証券で時期に関係なく続けています。ハロウィンでも5月でも、設定したまま淡々とです📈
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▶ 私が新NISAの積立に使っているのは SBI証券 です。NISA口座の紹介ページはこちらから確認できます。
この記事を書いている今も、もなかが前に来て「にゃー」と甘えた声で鳴いています🐈 ココアはご機嫌にぴょんと飛び跳ねています🐇

❓ ハロウィン効果のよくある質問
Q. ハロウィン効果とは何ですか?
「10月末に株を買って、翌年の4月末に売ると上がりやすい」という経験則です。はっきりした理由が分かっているわけではない、アノマリー(言い伝えのようなもの)の一つです。
Q. セル・イン・メイとの違いは?
「セル・イン・メイ(5月に売れ)」は、ハロウィン効果の反対側から見た格言です。どちらも「4月末〜10月末は弱く、10月末〜4月末は強い」という同じ考え方の裏表です。
Q. ハロウィン効果はなぜ起きるのですか?
はっきりした理由は分かっていません。過去のデータでそうなりやすかった、という経験則(アノマリー)です。
Q. 今年も10月末に買えば儲かりますか?
その保証はありません。長い目で見ると当たっていても、直近10年は長期の傾向と逆の結果でした。過去のデータの話であって、将来の値動きを約束するものではありません。
Q. 積立投資をしている人は、時期を気にしたほうがいいですか?
私は気にせず続けています。毎月同じ金額で買い続けることで、高いときは少なく、安いときは多く買える時間分散の考え方を大事にしています。
時間分散の考え方について、詳しくはこちら👇
🍎 ドルコスト平均法ってなに?小学生でもわかる積立のコツ
📝 まとめ
- ハロウィン効果は「10月末に買って4月末に売ると上がりやすい」という言い伝え(アノマリー)
- 1949年からの76回で見ると、10月末〜4月末は約72%でプラスと、長い目ではたしかに当たっている
- でも直近10年は逆で、残りの半年のほうが上がった年が多かった
- 2016年10月末の100万円は、ずっと持つと約340万円、ハロウィン期間だけだと約159万円。どの10年を切り取るかで結果は逆にもなる
- スタイルは人それぞれ。私は長期投資が前提なので、季節で売り買いせず、ずっと持つ
📚 参考にした資料
- マネックス証券 マネクリ「ハロウィン投資」の検証(吉野貴晶・2025年10月28日)
- マネックス証券 マネクリ「セル・イン・メイ」の検証(吉野貴晶・2026年4月23日)
- auカブコム証券「ハロウィンに株を買うと儲かるってほんと?」(2019年10月24日)
- 日経平均プロフィル(日本経済新聞社)の月次データ
最新の仕様は公式サイトでご確認ください。日経平均の最新データは日経平均プロフィルで確認できます。
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本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。本記事は過去のデータにもとづく分析で、将来の値動きを約束するものではありません。

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