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🗳️ 米中間選挙の年は株が下がる?円で見るオルカンでは形が逆でした

資産運用
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2026年の11月3日は、アメリカの中間選挙です🗳️ 米国株(S&P500)には「選挙後の3か月は上がりやすい」という経験則(アノマリー)があります。

ところが、オルカンに近い円建ての全世界株で過去6回を同じルールで計算し直すと、選挙前のほうが上がり、選挙後はふつうの3か月より低かったんです。形が逆でした。

理由は為替(円高・円安)です。

こんにちは、やんともです🐈 我が家はSBI証券の新NISAでオルカンを積み立てていて、日本の高配当株も85社ほど持っています。この記事で分かることは、次の4つです📊

  • 中間選挙と「アノマリー」の意味
  • 米国株(S&P500)で言われている「選挙後は上がりやすい」の中身
  • オルカンに近い円建ての全世界株で、過去6回を計算し直した結果
  • 選挙で株が下がったときに、私がやること

🗳️ 中間選挙と「アノマリー」ってなに?

まずは言葉の確認からです。

「中間選挙」は、4年ごとの大統領選挙のあいだ(2年目)に行われる、アメリカの議会の選挙です。2026年の投票日は11月3日です。

「アノマリー」は、理論的には説明のつかない経験則のこと。「理由ははっきりしないけれど、過去を振り返るとそうなりやすかった」というパターンを指します。

有名なものだと「9月は株が下がりやすい」「10月末に買って翌年4月末に売る(ハロウィン効果)」などがありますね。

私はこうしたアノマリーを、記事ではデータで確かめるけど、自分の売買には使っていません。

ハロウィン効果を日経平均で確かめた話は、詳しくはこちら👇
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📊 米国株(S&P500)では「選挙後のほうが上がる」

「S&P500」は、アメリカを代表する約500社の株価をまとめた指数(株価の平均点のようなもの)です。

三井住友DSアセットマネジメントのレポート(2026年10月5日)は、1982年〜2022年の過去11回の中間選挙について、選挙前と選挙後の3か月(それぞれ92暦日)のS&P500の動きを調べています。

  • 選挙前の3か月:平均+3.8%(11回中7回上昇)
  • 選挙後の3か月:平均+5.9%(11回中9回上昇)

つまり、選挙前は底堅く、選挙後の3か月はより上がりやすかったという形です。

ただし、2002年と2018年は選挙後の3か月もマイナスでした。レポート自身も、サンプル数が限られているので「参考程度」にとどめると結んでいます。

ちなみに2026年は、選挙の3か月前の8月3日から10月2日までで、S&P500は+1.6%でした。同じ期間の過去11回の平均は−1.1%なので、今年はここまで過去の平均を上回って推移しています。

🌍 オルカンに近い円建てで計算し直すと、形が逆

ここからが本題です。オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)は、米国株だけでなく、日本を含む世界中の株にまとめて投資する投資信託です。

そこで、オルカンに近い指数「MSCI ACWI(配当込み)」の日々の値を使い、同じルール(選挙の92日前→選挙日→92日後)で計算し直しました。「配当込み」は、値上がりに加えて、受け取った配当も再投資したとみなして計算した値のことです。

MSCIの日々のデータは2000年12月末からなので、対象は2002・2006・2010・2014・2018・2022年の6回です。

💵 ドル建てと円建てのちがい

「ドル建て」はドルのまま見た値、「円建て」は円に直して見た値です。日本で円を使って積み立てるオルカンは、円建てのほうが実感に近い数字になります。

米中間選挙の前後3か月の全世界株(MSCI ACWI・配当込み)の騰落率(2002〜2022年の6回)。左が円建て、右がドル建て。ドル建ては選挙後のほうが上がる形(選挙後平均+3.4%)だが、円建ては選挙前のほうが上がり(平均+4.6%)、選挙後は平均+2.1%で形が逆。2022年の選挙後はドル建て+10.4%、円建て−0.2%
MSCIのデータをもとに作成(選挙の92日前→選挙日→92日後)。6回だけなので参考程度です。過去の値動きは将来の成果を示すものではありません

📈 結果:円建てでは選挙前のほうが上がった

グラフのとおり、ドル建てではS&P500のレポートと同じく、選挙後のほうが上がる形(選挙後の平均+3.4%)でした。ところが円建てにすると、選挙前のほうが上がり(平均+4.6%)、選挙後は平均+2.1%。形が逆になりました。

比べるために、選挙に関係ない「ふつうの3か月」も計算しました。2001〜2026年のあらゆる92日間(6,664通り)の平均は、円建てで+2.7%(上がった割合69%)です。

つまり、円建てでは、選挙後の3か月はふつうの3か月より低かったことになります。

💱 逆になった理由は「為替」

「円安」は円の価値が下がること(1ドルを買うのに必要な円が増える)、「円高」はその逆です。外国の株を円に直すとき、円安だと円で見た値は上がり、円高だと下がります。

MSCIの円建てとドル建ての差からドル円の動きを計算すると、選挙前の3か月は6回中5回が円安でした。

一方、選挙後の3か月は2002年・2018年・2022年に円高が進んでいて、2022年はドル円が−9.6%と大きく動いています。分かりやすい例を2つ挙げますね。

  • 2022年の選挙後3か月:ドル建ては+10.4%なのに、円建ては−0.2%(円高が進んだため)
  • 2014年の選挙前3か月:ドル建ては−0.8%なのに、円建ては+9.7%(同じ時期にドル円が+10.6%の円安)

株そのものの動きより、為替の動きのほうが結果を大きく左右した回があったわけです。

ただし注意点もあります。計算できたのは6回だけです。また、オルカンが目指す指数とは、為替の換算方法などが少し異なります。

ここで言えるのは、アノマリーは「米国株をドルで見た話」だということまで。円で持つオルカンにはそのまま当てはまらない、というだけで、「円建てなら選挙前が上がる」と言えるものでもありません。

💱 為替は予想できない、だから私は気にしない

円で持つオルカンの結果は、為替にかなり左右されることが分かりました。では為替を予想すればいいのか、というと……。

以前、オルカンの「為替ヘッジなし」について書いた記事で、私はこう書いています。

「未来の為替なんて、分かりません」
「そういうことに脳のリソースを使わなくていいのがオルカンです」
「だから淡々と積立一択」

選挙のアノマリーも、円で見ると為替しだいで形が変わりました。だからこそ、為替も選挙も、当てにいかなくていいというのが私の立場です。

実際、私は選挙で投資のやり方を変えたことはありません。季節や選挙のアノマリーを、自分の売買で気にしたこともありません。

選挙のたびに出てくる「株が上がる・下がる」という記事やSNSも、正直全く気になりません😌

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🦍 選挙で株が下がったら、私がやること

とはいえ、相場が荒れること自体はあります。今年のオルカンの基準価額は、選挙の92日前の8月3日が36,824円、10月16日が37,926円で、この間は+3.0%でした。

その一方で、10月15日には日経平均が3,318円安(歴代3位の下げ幅)になるなど、相場は荒れています📉

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では、もし選挙の結果で株が大きく下がったら? 私の答えはシンプルです。

「もちろん積立はそのままで、高配当は買い場を探るかな」

選挙があってもなくても、長期のインデックス投資が負けにくいと言われる理由は変わりません。

  • 長期的な経済成長:世界経済は長い目で見て成長し、企業の利益や株価も上がる傾向
  • 複利効果:期間が長いほど、利益が利益を生む
  • リスクの分散:世界中の株に分散し、一部の企業の不調の影響を抑える
  • 時間分散:毎月コツコツ買うことで、短期の上下を吸収し、高値掴みを減らせる

ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、将来の投資成果を保証するものではありません。投資には元本割れのリスクが常に伴います。

高配当株のほうは、我が家では日本の会社を1社ずつ自分で調べて、85社ほど持っています。配当利回りだけが高い銘柄には手を出さず、大きく下がった場面でだけ買い場を探るスタイルです💰

ちなみに「その高配当株はどうやって選んでいるの?」とよく聞かれます。私は1社ずつ自分で調べて、85社まで増やしてきました。買う前に必ず見ている数字は、noteにまとめています。詳しくはこちら👇

利回りだけで選んで大失敗。85社の高配当株に投資する私が、買う前に必ず見る12の数字

「合格ライン」の具体的な数字と、私が持っている銘柄の判定記録まで載せた完全版もあります👇

高配当株の選び方 完全版 ― 初心者でも「減配しにくい会社」を自分で見つける12のチェック項目(note・有料記事)

ただしこれは私の記録であって、始めたばかりの方に真似をおすすめするものではありません。我が家の主役はあくまでオルカンで、日本の高配当株はその横に置いているものです。

この記事を書いているあいだも、もなかは私の前に来て「にゃー」と甘えた声で鳴き、ココアは前足と後ろ足を伸ばして、お腹をぺたっとつけて休んでいます🐈🐇

我が家はSBI証券の新NISAでオルカンを積み立てていて、選挙の前も後も、積立の設定はそのままです🏠

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▶ 私が新NISAの積立に使っているのは SBI証券 です。NISA口座の紹介ページはこちらから確認できます。

❓ 中間選挙と株のよくある質問

Q. 2026年の中間選挙はいつですか?

投票日は11月3日です。4年ごとの大統領選挙のあいだ(2年目)に行われる、アメリカの議会の選挙です。

Q. 選挙の前にオルカンを売って、あとで買い直したほうがいい?

私は何もしません。円建ての全世界株では、過去のデータでも形がはっきりせず、計算できたのも6回だけです。売買には手間がかかり、課税口座なら税金も出ます。買い直すタイミングを外すリスクもあります。

Q. 選挙後は株が上がるって本当?

S&P500では過去11回中9回、選挙後の3か月が上昇しました。ただし円建ての全世界株では6回中3回で、ふつうの3か月より低い結果でした。どちらも回数が少ないので、参考程度にとどめてください。

Q. なぜ円で見ると結果が変わるの?

オルカンは、外国の株の値を円に直した値で動くからです。同じ期間に円高が進むと、株が上がっても円で見た値は伸びにくくなります。2022年の選挙後3か月がその例です。

Q. 選挙のニュースはチェックしたほうがいい?

私は正直全く気になりません。積立の設定を変える理由にはしていません。

📝 まとめ

  • 2026年の米中間選挙は11月3日
  • S&P500(ドル)では、過去11回で「選挙後の3か月は平均+5.9%、11回中9回上昇」というアノマリーがある
  • オルカンに近い円建ての全世界株(過去6回)では、選挙前のほうが上がり、選挙後はふつうの3か月より低かった
  • 形が逆になった理由は為替。選挙前は円安、選挙後は円高になった回があった
  • 回数が少なく参考程度。私は選挙で何も変えず、淡々と積立を続けます

過去のデータは、将来の値動きを保証するものではありません。選挙のニュースに振り回されず、自分のペースで続けていきましょう✨

📚 参考にした資料

基準価額や指数の最新の値、選挙の日程などの最新の仕様は公式サイトでご確認ください(上の各リンク先が公式サイトです)。

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本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。グラフと計算は過去のデータをもとにしたもので、将来の値動きや成果を示すものではありません。選挙と株価の関係は、回数が少ないため参考程度にとどめてください。

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