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🏤 ゆうちょのNISAキャンペーン、定期+年2.5%は3か月だけです

資産運用
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ゆうちょ銀行が2026年12月1日から、「NISA口座の開設」と「3か月定期貯金」を同時に申し込むと、定期の金利が年2.5%上乗せされるキャンペーンを始めます🏤

ただし、上乗せされるのは最初の3か月だけです。100万円を預けても、上乗せ分は約6,250円(税引前の目安)にとどまります。

一方で、NISA口座は1人1口座で、何十年も使う口座です。NISAの口座は、金利の上乗せではなく、買える商品と使い勝手で選びたいというのが私の結論で、正直このキャンペーンには全く心が動きません。

こんにちは、やんともです😊 郵便局の窓口やチラシでこのキャンペーンを知って、「やったほうがいいのかな?」と気になっている方も多いと思います。親世代のことが気になって調べている、という方もいるかもしれませんね。

この記事で分かることは、次の4つです✨

  • 上乗せは3か月だけで、100万円なら差はいくらか
  • ゆうちょでNISA口座を開くまで、1か月ほどかかること
  • ゆうちょのNISAで買えるのは投資信託だけなこと
  • すでにNISAを使っている人の乗り換えも対象なこと

🏤 キャンペーンの中身

まずは、ゆうちょ銀行が2026年10月23日に発表した内容を整理します。名称は「ゆうちょでNISA&こどもNISAキャンペーン」です。

項目 内容
期間(NISA) 2026年12月1日(火)〜2027年6月30日(水)
受付場所 郵便局の貯金窓口・ゆうちょ銀行の窓口(簡易郵便局は除く)
条件① NISA口座の開設(他の金融機関からゆうちょ銀行への金融機関変更も対象)
条件② 3か月定期貯金に1,000円以上・1,000円単位で預け入れ
特典 3か月定期貯金の金利が「預入日時点の店頭表示金利+年2.5%」
上乗せの期間 当初3か月間のみ(以降は店頭表示金利・自動継続扱い)

ポイントは、①と②を同時に申し込むことが条件だという点です。「NISA口座」は、投資で得た利益に税金がかからない専用の口座のこと。「3か月定期貯金」は、3か月間引き出さない約束でお金を預ける、ゆうちょ銀行の定期預金のようなものです。

「店頭表示金利」は、その日に表示されているふつうの金利のことです。年2.5%の上乗せ部分は、税金が引かれたあとだと年1.992%になります。

そして大事なのが、特別金利は当初3か月間だけで、そのあとは店頭表示金利に戻ることです。3か月定期は自動継続扱いなので、そのまま預けておくと、ふつうの金利で続いていきます。

なお、こどもNISAは2027年1月4日(月)から受付で、口座開設を申し込むと大谷翔平選手デザインのバースデーカード(全員)や貯金箱(抽選で17,000名)がもらえるそうです。

キャンペーンの詳しい内容は、2026年11月下旬にゆうちょ銀行のサイトに掲載予定のキャンペーンページで確認するよう案内されています。

💴 いくら得する?100万円で計算してみました

では、実際にいくらお得になるのか、100万円で計算してみます💰

ゆうちょ銀行の「金利一覧」(2026年10月26日現在)によると、3か月定期貯金の店頭表示金利は年0.500%です。

今の金利のままなら、キャンペーンの金利は年2.5%を足して年3.0%(最初の3か月だけ)になります。

100万円を預けた場合の3か月分の利息を、元金×年利×3/12の単純計算で出すと、キャンペーンだと約7,500円です。ふつうの3か月定期との差、つまり上乗せ分は約6,250円(税引前の目安)です。

ここから税金(20.315%)が引かれるので、手取りはおよそ8割になります。「税引前」は税金が引かれる前、「税引後」は引かれたあとの金額のことです。

100万円を3か月定期に預けたときの1年間の利息(税引前の目安)。キャンペーンを使うと最初の3か月は年3.0%で約7,500円、4か月目からは店頭の金利年0.5%に戻る。ふつうの3か月定期との差は最初の3か月でついた約6,250円のまま、そのあと広がらない
ゆうちょ銀行「ゆうちょでNISA&こどもNISAキャンペーン」のお知らせ(2026年10月23日)・金利一覧(2026年10月26日現在)をもとに作成。店頭の金利が1年続くと仮定した単純計算

グラフのとおり、4か月目からは店頭表示金利に戻るので、差はそれ以上広がりません。最初の3か月でついた差が、そのまま続くだけです。

もちろん、定期の金利として年3.0%が高いのは事実です。

ただ、いくらまで預けられるかという上限額は、まだ公表されていません。上限額は11月下旬に公表予定なので、気になる方はそれを見てから考えても遅くないと思います。

一瞬だけ光る金利の上乗せと、何十年も使うNISA口座。天秤にかけると、私は口座のほうがずっと重いと考えています。

⏳ ゆうちょでNISA口座を開くまで、1か月ほどかかります

もうひとつ知っておきたいのが、口座ができるまでの日数です。

ゆうちょ銀行の発表資料「NISA制度に関する注意事項」によると、NISA口座の開設には1か月程度かかります。申し込みを受け付けたあと、税務署の確認手続きがあるためです。

さらに、開設までの間に買った投資信託は課税扱いになります。つまり、NISAの「利益に税金がかからない」メリットを受けられません。

キャンペーンは12月1日から始まるので、12月に申し込むと、口座ができるのは年明けごろになる計算です。開設まで1か月程度かかることは、知っておきたいポイントです。

参考までに、私が使っているSBI証券は、WEBで申し込むと最短2営業日で「仮開設」になり、その時点からNISAで買えます。どちらが良い悪いではなく、手続きの流れが違う、ということですね📊

SBI証券でNISAを1月から始めるスケジュールについて、詳しくはこちら👇
🗓 NISAを1月から始めるなら口座はいつまで?クレカ積立は12月10日

🛒 ゆうちょのNISAで買えるもの・手数料

次は、ゆうちょのNISAで何が買えるのかを見ていきます。

買えるのは投資信託だけ

ゆうちょ銀行が取り扱っているのは公募株式投資信託のみです。「投資信託」は、集めたお金をプロが運用してくれる商品で、たくさんの会社にまとめて投資できます。

そのため、個別の株や、上場している投資信託(ETF)は買えません。高配当株をNISAで買いたい人には向かないと思います。

オルカンは一覧に見当たりません

私がNISAで積み立てている「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称オルカンは、2026年10月30日時点の取扱ファンド一覧に見当たりません。

全世界株式の投資信託としては、「つみたて全世界株式」「インデックスファンドMSCIオール・カントリー(全世界株式)」が一覧にあります。

購入時手数料はネットなら0円

「購入時手数料」は、投資信託を買うときにかかる手数料のことです。ゆうちょのNISAページでは「スマホ・パソコンならいつでも0円。窓口でも初回であれば0円」と案内されています。

ただし、窓口の初回無料には条件があります。過去にゆうちょ銀行・郵便局で投資信託を買ったことがないこと、そして2回目以降の購入をインターネット(ゆうちょ通帳アプリ・ゆうちょダイレクト)で行うと約束することです。

2回目以降の窓口での購入は、無料の対象外になるので注意しておきましょう。

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▶ 私が新NISAと日本株に使っているのは SBI証券 です。NISA口座の紹介ページはこちらから確認できます。

⚠️ すでにNISAを使っている人は、乗り換えに注意

見落としやすいのが、他の金融機関からゆうちょ銀行へ乗り換える人も対象だという点です。この乗り換えを「金融機関変更」といいます。

NISA口座は、同じ年に1人1口座(1金融機関)と決まっています。金融機関を変えると、その年からの新しい買付は、変更後の金融機関(この場合はゆうちょ)で行うことになります。

また、NISA口座で持っている投資信託を、別の金融機関に移すことはできません。今の証券会社で持っているNISAの商品は、そのまま残ります。

さらに、金融機関変更は年単位です。SBI証券のFAQによると、その年に今のNISAで買っていたら、その年分は変更できません。10月以降の手続きは、来年分の変更になります。

たとえば、SBI証券でNISAのクレカ積立をしている人が、キャンペーンのためにゆうちょへ乗り換えると、その年からのNISAの新しい買付はゆうちょで、ということになります。3か月の上乗せと引き換えにするかどうか、落ち着いて考えたいところです。

金融機関変更の手順や注意点について、詳しくはこちら👇
🏦 NISA口座の金融機関変更のやり方|銀行から証券会社へ移す全手順と「1年待ち」の落とし穴

💬 私は全く心が動きません

ここからは、私個人の考えです。

まず、私はゆうちょ銀行の口座を持っていません。不要な口座は持ちません。これまでも、ポイントや金利の上乗せ、プレゼントにつられて口座やカードを作ったことはありません。

もし親や友だちに「郵便局でNISAを作ると、定期の金利が3か月だけ上がるらしい。やったほうがいい?」と聞かれたら、私はこう答えると思います。

「たかだか3か月でしょ。余計なものを買わされるリスクもついてくるし、今の時代ネット銀行のほうが気軽に使えて便利だし、そもそも銀行や証券会社、保険の営業マンとは会わないほうがいいのと、NISA口座も制約が多すぎて検討の余地なし」

これは特定の窓口の話ではなく、銀行・証券会社・保険の営業全般についての私の考えです。窓口では、手数料が割高な商品をすすめられやすいと私は考えています。

銀行の窓口で投資信託を買うときの手数料について、詳しくはこちら👇
🏦 銀行の窓口で投資信託を買ってはいけない理由|手数料のからくり

だから、「3か月だけ年3%」には全く心が動きません。そもそも私は、「利息がいい銀行」を探すこと自体をやめています。

定期預金と国債の金利の比べ方について、詳しくはこちら👇
🏦「利息がいい銀行」を探すのはやめました|定期預金は国債に勝てません

我が家の生活防衛資金も、ネット銀行の目的別口座に置いています。「生活防衛資金」は、病気や失業など、もしものときに備える生活費のことです🏠 ネット銀行はアプリで気軽に使えて便利だと感じています。

NISAはSBI証券で、つみたて投資枠は三井住友カードのクレカ積立でオルカンを毎月積み立て、成長投資枠でもオルカンをちょこちょこスポットで買っています。高配当株も持っているので、株も投資信託も買えて使い勝手のいい口座が私には合っています。

妻のNISAも、私がSBI証券を使っているので、同じSBI証券で口座を作ります。11月中に開設して、来年1月から始めたいと考えています。

もちろん、キャンペーンを使う人を否定するつもりはありません。中身を知ったうえで選ぶなら、それはその人の判断だと思います。

この記事を書いている横では、もなかが丸くなって気持ちよさそうに眠っていて、ココアが鼻をひくひくさせながら、まわりのにおいを確かめていました🐈🐇 世の中のキャンペーンがどれだけにぎやかでも、我が家はいつもの調子で、ゆっくり続けていけたらと思います。

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▶ 私が新NISAと日本株に使っているのは SBI証券 です。NISA口座の紹介ページはこちらから確認できます。

❓ ゆうちょのNISAキャンペーンのよくある質問

Q. キャンペーンはいつから、どこで申し込めますか?

NISAは2026年12月1日(火)から2027年6月30日(水)までです。郵便局の貯金窓口か、ゆうちょ銀行の窓口で申し込めます。簡易郵便局は対象外です。

Q. 金利の上乗せはずっと続きますか?

いいえ、上乗せは最初の3か月だけです。そのあとは店頭表示金利で自動継続されます。

Q. いくらまで預けられますか?

2026年10月30日時点では公表されていません。11月下旬に掲載予定のキャンペーンページで確認するよう案内されています。

Q. SBI証券などでNISAを使っていても参加できますか?

ゆうちょ銀行への金融機関変更で対象になります。ただし、その年からのNISAの新しい買付はゆうちょになり、持っている投資信託は移せません。その年に今のNISAで買っていたら、その年分は変更できません。

Q. ゆうちょのNISAでオルカンは買えますか?

eMAXIS Slim 全世界株式は、2026年10月30日時点の取扱ファンド一覧に見当たりません。全世界株式の投資信託としては「つみたて全世界株式」などがあります。

📝 まとめ

  • ゆうちょのキャンペーンは2026年12月1日から。NISA口座の開設と3か月定期の同時申込で、金利が年2.5%上乗せ
  • 上乗せは最初の3か月だけ。100万円でも上乗せ分は約6,250円(税引前の目安)
  • ゆうちょでのNISA口座の開設は1か月程度かかり、開設前に買った投資信託は課税扱い
  • 買えるのは投資信託だけ。オルカンは10月30日時点の取扱ファンド一覧に見当たらない
  • 乗り換えも対象だが、その年からの新しい買付はゆうちょになり、持っている投資信託は移せない

NISAは何十年も付き合う口座です。口座は金利の上乗せではなく、買える商品と使い勝手で選びたいというのが私の考えです💰

📚 参考にした資料

最新の仕様は公式サイトでご確認ください。

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キャンペーンの内容・金利は2026年10月30日時点のゆうちょ銀行の発表にもとづいています。上限額などの詳細は11月下旬に公表予定のキャンペーンページで確認してください。本記事は特定の金融商品の購入や金融機関をすすめるものではありません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

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