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📊 評価損益の「+1万円」って、もうもらえたお金?取得単価からやさしく解説

評価損益と取得単価を確認する人と、もなか・ココアの水彩イラスト 資産運用
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こんにちは、やんともです😊

証券口座の画面に出てくる「取得単価」「評価額」「評価損益」。似たような言葉と数字が並んでいて、最初は戸惑いますよね。

たとえば、評価損益が「+10,000円」。これは、もう1万円がお財布に入ったという意味なのでしょうか。

答えは、まだです。

評価損益は、持っている株や投資信託を今の値段で評価したとき、買った金額からいくら増減しているかを表す数字。現金として受け取った利益とは違います。

私も最初から用語を全部知っていたわけではありません。投資をやりながら、分からないことが出てきたら調べて、少しずつ覚えていきました。

今でも、プラス額を見てニヤニヤすることはあります。そこは変わりません(笑)。でも、昔のように一部のマイナスで不安になって売ってしまうことはなくなりました。

今回は、その画面の数字を「いくらで買ったか」から順番にほどいていきます。難しい計算を覚えるより、何と何を比べた数字なのかが分かれば十分です🌱

💰 取得単価・評価額・評価損益は、何が違う?

まずは株の例で考えましょう。ここからの数字は説明用で、実在の銘柄や私の投資額ではありません。計算を見やすくするため、売買手数料・税金・配当はないものとします。

ある株を1株1,000円で100株買いました。その後、株価が1,100円になったとします。

同じ100株の取得金額10万円と評価額11万円を比較。差額の1万円が評価損益。説明用の例で手数料・税金・配当を除く。
評価損益は「買った金額」と「今の価値」の差です(説明用の例/手数料・税金・配当は含めていません)

取得単価は1株あたり、取得金額と評価額は持っている株全体の金額。ここを分けるのが最初のポイントです。

取得単価は、この例では1,000円。グラフで比べているのは、1株の値段ではなく、持っている株全体の金額です。

青い部分が買った金額、緑の部分が増えた分。この差が評価損益です。

評価損益=評価額-取得金額

今の価値のほうが高ければプラス、低ければマイナス。それだけの話です。SBI証券も、国内株式の評価損益を「現在の値段と平均取得単価の差×持っている株数」で計算しています。SBI証券の計算方法

画面の「評価損益率」は、同じ増減を割合で表したもの。この例では+10%です。プラス額とは別に、もう一つ利益があるわけではありません。

🧮 買い足すと、平均取得単価が変わるのはなぜ?

私は投資を始めた当初に、買い足すと平均取得単価が変わることを覚えました。

一度だけ買うなら、そのときの1株の購入価格を見れば分かります。でも、違う値段で何度も買うと、「結局、1株を平均いくらで買ったの?」という数字が必要になります。

それが平均取得単価です。

先ほどの株に、今度は少し高い値段で、倍の株数を買い足したとします。

1,000円で100株、1,200円で200株を購入。図の幅は株数の比率1対2。合計34万円を300株で割り、平均取得単価は約1,133.33円。手数料・表示上の端数処理は考慮前。
平均取得単価は「買った株数」も含めた平均。高い値段で多く買うと、平均もそちらに寄ります

高い値段で買った株のほうが多いので、平均も高いほうに寄ります。2つの単価の真ん中になるわけではないんですね。

計算するときは、使った合計金額を、持っている株数で割ります。図の平均取得単価は、表示上の端数処理をする前の値です。

逆に、今までの平均より安い値段で買い足せば平均は下がり、高い値段で買い足せば平均は上がります。ただし、平均が下がっただけで利益が生まれるわけでも、上がっただけで損をするわけでもありません。買った金額と株数が増えた結果、1株あたりの数字が変わっただけです。

実際の画面では、購入手数料や端数処理、計算のタイミングなどで、自分の計算と少し違う場合があります。SBI証券では手数料を含めて算出するため、約定した価格と表示される取得単価が異なることがあります。SBI証券:取得単価の表示について

平均取得単価は、自分の購入履歴をまとめた数字。その会社の適正価格や、今後そこまで戻るという約束ではありません。ここも分けておきたいところです。

🌍 オルカンの取得単価も同じ考え方。ただし単位に注意

投資信託にも平均取得単価があります。考え方は株と同じですが、数量は「株数」ではなく「口数(くちすう)」で数えます。

さらに、オルカンなどの基準価額や取得単価は、通常1万口あたりで表示されます。1口の値段でも、自分が投資した総額でもありません。

たとえば基準価額が「20,000円」と書いてあったら、それは1万口あたりが20,000円という意味。1口の値段なら2円です。まずは、株の「1株あたり」が「1万口あたり」に変わる、と押さえれば大丈夫です。

「1万口の値段」と「自分が持っている口数」をそろえて考えれば、株と同じように理解できます。口数や評価額の計算をもう少し知りたい方は、詳しくはこちら👇

投資信託の「口数」ってなに?評価額の計算式と、5年間気にしてこなかった話

毎月同じ金額を積み立てても、買える口数はそのときの値段で変わります。投資信託でも、平均取得単価は各回の単価を単純に足して回数で割るものではありません。まずは「持っている量も含めた平均」と分かれば大丈夫です。

👛 評価損益のプラスは、そのまま引き出せるお金ではありません

評価損益がプラスの状態を「含み益」、マイナスの状態を「含み損」ともいいます。どちらも、まだ持っている資産についての損益です。

一方、売って初めて、損益が確定します。これを「実現損益」といいます。楽天証券の案内でも、保有していた株を売却したときに生じた損益として説明されています。楽天証券:実現損益の見方

最初のグラフの株を、実際に評価額どおりで全部売れたとき、その差額が売買益として確定します(ここでも費用・税金は除きます)。ただし、画面を見てから売買が成立するまでに価格が動くこともあります。

画面の評価損益は、将来その金額で売れる保証でも、売却後の手取り額の保証でもありません。売却にかかる費用や、口座によって生じる税金も別に考える必要があります。

そして、売買が成立しても、銀行口座へその場で現金が振り込まれるわけではありません。売却代金を受け取る日や出金の手続きがあります。今ここでは「プラス表示と、使える現金は違う」と押さえておきましょう。

保有中の評価損益、売却成立時の損益、代金受取と出金の3段階を示す概念図
画面のプラス表示は「入金済み」ではありません。売却が成立し、代金を受け取って初めて使えるお金になります

なお、配当金・分配金も、評価損益とは別の話です。通常の評価損益だけを見ても、過去にもらった配当などを含む運用全体の成果が分かるとは限りません。今回はまず、持っている資産の値段の増減を読むところまでで十分です。

🐈 私は、オルカンと個別株で数字との付き合い方が違います

仕組みが分かったうえで、私がどう見ているかも書いておきます。

オルカンは、あまり数字を気にせず積立を継続しています。毎回の取得単価を見て積立を変える、という付き合い方ではありません。

個別株のほうは、取得単価も見ています。今の株価と比べれば、自分がプラスなのかマイナスなのかが分かるからです。「数字を一切気にしていない」というわけではないんですね。

そして、評価損益のプラス額を見てニヤニヤするのは今も同じです😊 そんな私の横で、もなかは猫じゃらしに前足でパンチを繰り出していて、ココアは耳をぴんと立てて音のするほうをじっと見ていました🐈🐰 画面の数字がプラスでもマイナスでも、この2匹の一日はまったく変わりません。

タブレットを見て微笑むやんともと、家族・もなか・ココアの暮らしのイメージ

ただ、それと値動きに振り回されることは、私の中では別になりました。

株を始めた当初は、マイナスになると「大丈夫かな」と不安になって、たまに慌てて売ってしまうこともありました。いわゆる狼狽売りです。

でも、高配当株をちゃんと調べて選び、今の85社に分散するようになってからは、一部の銘柄のマイナスは一切気にならなくなりました。

自分で調べて持つようになったことと、一部の値動きだけに気持ちを持っていかれなくなったこと。そこが、昔の自分との違いです。

これは私個人の経験で、85社持てば必ず安心できるという意味ではありません。分散しても全体が下がることはありますし、初心者の方に同じ社数を持つことをすすめたいわけでもありません。

私が高配当株を選ぶ前に確認している数字は、noteにまとめています。個別株の調べ方に興味が出てきた方は、無料記事からどうぞ。

利回りだけで選んで大失敗。85社の高配当株に投資する私が、買う前に必ず見る12の数字

具体的な合格ラインや保有銘柄の分析を扱った有料記事もありますが、まずはこの記事の「数字の意味」が分かれば十分です。

【全手順公開】高配当株85社をどう選んだか|12の数字の「合格ライン」と、私が今持っている7銘柄の中身(note・有料記事)

🌱 マイナスの意味も知っておこう

最後に、ここだけは誤解しないでほしいことがあります。

「まだ売っていない」ことと、「資産の価値が下がっていない」ことは違います。

含み損は、現在の評価では購入時より価値が下がっている状態です。「売らなければ損ではないから、どんな株も持っていればいい」と考えるのは違いますし、必ず元の値段に戻るとも限りません。

一方で、画面がマイナスになっただけで、慌てて売らなければいけないわけでもありません。数字が表していることを理解することと、売るか持つかを判断することは分けて考えたいですね。

※PR(アフィリエイト広告を含みます)

私はSBI証券でオルカンの積立を続けています。この記事に出てきた取得単価も評価損益も、ぜんぶ同じ画面で確認できます。数字の見方は、私のように少しずつ覚えていけば大丈夫です😊

SBI証券 の資料請求(無料)はこちらから確認できます。私はネットで口座を開きましたが、まず紙で読んでから決めたい方向けの選択肢です。

🌱 まとめ|まずは3つの数字の意味が分かれば大丈夫

私も、やりながら覚えてきました。分からないものは調べて、理解する。その繰り返しです。

今日覚えるなら、まずはこの3つで大丈夫です。

  • 取得単価=1株、または投資信託の一定口数を、平均いくらで買ったか
  • 評価額=今の値段で計算した、持っている資産の価値
  • 評価損益=買った金額と、今の価値との差。受け取った現金とは違う

次に証券口座を開いたとき、「ああ、この数字はあの意味か」と一つ分かれば、それで前進です。

分からないことは、その都度調べながらやれば大丈夫。最初から全部を暗記しなくても、少しずつ理解していけますよ🌱

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📚 参考資料

資料確認日:2026年9月9日。画面の名称や計算・表示の仕様は、商品や証券会社によって異なります。

本記事は仕組みの理解を目的とした情報提供であり、特定の金融商品の売買をすすめるものではありません。投資には価格変動による元本割れなどのリスクがあります。本文の数値は説明用の例で、将来の運用成果を保証するものではありません。

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