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📊【2026年8月まとめ】夏枯れと言われた8月、日経+3.0%にオルカンは+3.7%でした

資産運用
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8月といえば「夏枯れ相場」。お盆で市場参加者が減って、値動きが薄くなる……そんなふうに言われる月です。私も毎年この言葉を目にしますし、実際に記事にもしました。

では2026年の8月は、本当に「枯れて」いたのでしょうか。

結果から言うと、枯れていませんでした。日経平均は月間で+3.03%、そしてeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)は+3.69%と、日経を上回って上がっています。しかも月の途中には、2日で3,893円下がる場面もありました。「動かない月」どころか、なかなか賑やかな1か月だったんです。

そもそも「夏枯れ相場」ってなに?という話は、詳しくはこちら👇
🌻8月の「夏枯れ相場」ってなに?お盆休みと株のフシギな関係

この記事は、我が家の月次まとめ第3号です。数字を並べるだけの記事にはしません。いちばん書きたいのは、「で、我が家はどうしたか」のほうです。先に言ってしまうと、8月の我が家は何もしていません。その「何もしなかった」を、堂々と書こうと思います🐈

📊 2026年8月の相場(3つだけ)

毎月見ているのは、日経平均・オルカンの基準価額・ドル円の3つだけです。これ以上増やすと、私の場合は見るのが面倒になって続きません。

項目 7月末 8月末 変化
日経平均株価 64,362.02円 66,311.93円 +1,949.91円(+3.03%)
オルカン基準価額 37,521円 38,905円 +1,384円(+3.69%)
ドル円(TTM) 160.72円 160.02円 0.70円の円高

オルカンの純資産総額は13兆157億円から13兆8,964億円へ、1か月で8,807億円増えました。

ドル円は月末だけ見るとほぼ横ばいですが、8月の月中平均TTMは158.74円。月の途中、市場では157円台から160円近くまで動いています。なお、このTTMは三菱UFJリサーチ&コンサルティングの公表レートで、朝に決まるため市場の実勢とは差が出ます。

2026年7月末を100として、8月の日経平均とオルカンの基準価額の動きを重ねた折れ線グラフ。日経は8月17日の107.6から8月19日の101.5まで2日で5.63%下落したが、同じ2日間でオルカンは103.8から102.7と1.03%の下落にとどまった。月末は日経103.0、オルカン103.7

2026年7月末を100として、8月の日経平均とオルカンを重ねました。日経が2日で5.63%下げた場面でも、オルカンの下げは1.03%。月末は日経が103.0、オルカンが103.7でした。※日経平均=Yahoo!ファイナンスの日次終値、オルカン=三菱UFJアセットマネジメント公表の日次基準価額をもとに筆者作成。オルカンの基準価額は前営業日の海外市場を反映するため1日ずれて動きます。過去の実績であり、将来の運用成果を示すものではありません。

先月と並べると、こう見えた

先月(2026年7月)は、日経が−8.1%だった月にオルカンは−1.3%でした。そして今月は、日経+3.03%に対してオルカン+3.69%。

2か月並べると、「下げでは踏ん張り、上げにはついていった」という形に見えます。……が、ここはハッキリ書いておきます。たった2か月の話です。これで「オルカンは下げに強くて上げにも強い」なんて法則を作るつもりはありません。来月まったく逆になる可能性は普通にあります。

先月の数字は、詳しくはこちら👇
📊【2026年7月まとめ】日経−8.1%の月にオルカンは−1.3%でした

⚡ 8月17日→19日、2日で−3,893円

今月いちばん動いたのがここです。

  • 8/17 日経平均 69,220.25円(8月の高値)
  • 8/18 67,460.73円(−1,759.52円)
  • 8/19 65,326.42円(−2,134.31円)

2日間で−3,893.83円(−5.63%)。数字だけ見ると、かなりの下げです。

理由としては、8/18はトランプ米大統領がイランとの覚書の延長を求めない意向を示したことで中東情勢の不透明感が意識されたこと。8/19はAI関連投資に伴う社債増発観測を受けた世界的な金利上昇と、AI・半導体株の下落が挙げられていました。

同じ2日間、オルカンは?

同じ8/17→8/19のオルカン基準価額は、38,927円 → 38,525円。−402円(−1.03%)です。

ただし、ここは注意が必要です。⚠️オルカンの基準価額は前営業日の海外市場を反映するため、日経とは1日ずれます。そのずれを考えて8/20(38,358円)まで含めても−569円(−1.46%)

日経が−5.63%動いた場面で、オルカンは−1.5%程度。日本株の比率が全体の一部にすぎないこと、そして世界中に分散されていることが、この差の背景にあります。もっとも、これもこの局面ではそうだったというだけの話です。世界全体が同時に下げる局面では、オルカンもしっかり下がります。

8月の底は、月初だった

もうひとつ面白かったのが、8月の安値(終値)は8/3の63,754.90円だったこと。そこから8/17の高値69,220.25円まで、+8.6%戻しています。

つまり、7月の下げの流れが続くと思って月初に動いた人ほど、その後の戻りを取り逃がした形になります。相場の先読みって、本当に難しいですね。

🗓 8月に何が起きたか

  • 8/3:日経が63,754.90円で8月の安値
  • 8/5:NYダウが54,744.33ドルで過去3年の高値を更新
  • 8/5:毎月勤労統計(6月分)=実質賃金+1.6%、現金給与総額531,677円(+3.4%)
  • 8/13:MSCIの8月見直しを発表(オルカンからJFEHD・西武HDを除外、国際電気を採用)
  • 8/17:4-6月期GDP=年率+1.1%で3四半期連続プラス
  • 8/17:日経が69,220.25円で8月の高値
  • 8/18〜19:2日で−3,893.83円の急落
  • 8/21:7月の全国CPI=総合+1.9%/コア+1.8%
  • 8/26:三菱UFJアセットマネジメントが「オルカン高配当」を発表(9/30設定)
  • 8/27〜29:ジャクソンホール会議。8/28にウォーシュFRB議長の初講演
  • 8/31:MSCIの入替を実施(オルカンの中身が実際に入れ替わった日)

ウォーシュFRB議長は初講演で「基調インフレが目標に向かうと確信できなければ、まだやるべきことがある」と述べています。

オルカンの中身の入れ替えについては、詳しくはこちら👇
🌍 オルカンの中身が入れ替わりました|MSCI8月見直しの結果と、私たちがやること

🛒 暮らしの数字(物価・賃金・値上げ)

相場より、こちらのほうが生活に近い数字です。

  • 消費者物価(7月分・総務省 8/21公表)=総合+1.9%/コア+1.8%。生鮮・エネルギーを除く指数は+1.9%で、エネルギーの伸び率が8か月ぶりにプラスに転じました
  • 実質賃金(6月分・厚生労働省 8/5公表)=+1.6%。現金給与総額は531,677円で+3.4%
  • 9月の食品値上げは4,531品目で年内最多(帝国データバンク)。単月4千品目超えは2023年10月の4,758品目以来

賃金の伸び(+3.4%)が物価(+1.9%)を上回っているので、数字の上では実質賃金はプラスです。これは事実。

ただ、この話は後半でもう一度書きます。数字と実感は、けっこう別ものでした。

🇯🇵 日本の景気と、9月の日銀

8/17に発表された4-6月期GDPは年率+1.1%で、3四半期連続のプラス。数字だけ見れば順調です。

ただ中身を見ると、個人消費と設備投資は市場予想を下回って減少し、外需が補った形。国内でお金が回って伸びた、という内容ではありませんでした。

そして注目されているのが日銀です。9月の利上げ観測が7〜8割まで高まっていると報じられていて、日銀の金融政策決定会合は9月17〜18日に予定されています。

🐈 我が家はどうしたか

ここからが本題です。

① 8月にやったこと=何もしていません

正直に書きます。8月、我が家は投資まわりで何もしていません。

いつも通り、SBI証券でeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)を積み立てただけ。日本株の個別は約85社を持っていますが、8月に買い増した銘柄はありません。私が個別株を買うのは「暴落したとき」だけなので、月の高値をつけたあとに5%下げた程度では、私の基準では出番なしでした。

米国高配当ETF(VYM/HDV/SPYD/SCHD)も、今の配当率では買いません。欲しい率になるまで待つだけです。

「特に大きな出来事はなかったのかな?だから、特に何もやることないから何もしてない」。振り返ってみて出てきた言葉が、これでした。月次まとめとしては地味ですが、これが積立投資の実態だと思っています。何もしなくていい月に何もしないのは、サボりではなく戦略です。

② 2,134円安に、驚かなくなった

8/19の−2,134円。数字にすると大きいのですが、正直あまり強い印象が残っていません。

「最近の相場はアップダウンが大きいから、2,134円下がってもあまり驚かなくなった」——これが本音です。

強がりではなく、5年続けた結果としてこうなりました。株を始めたてのころは、値動きが怖くて狼狽売りをして、しっかり損を確定させた経験があります。あのころの私なら、−2,134円のニュースを見て一日中スマホを握っていたと思います。

慣れは、投資においてけっこう大事な資産かもしれません。もちろん「慣れたから大丈夫」ではなく、生活防衛資金を確保したうえで余剰資金だけで投資している、という土台があってこそですが。

③ 日銀の利上げ、変動金利の当事者として

我が家の住宅ローンは変動金利です。なので、9月の利上げ観測は他人事ではありません。

正直、変動を組んでるから金利が上がるのは嫌と言えば嫌です。返済額に直結しますから。

でも同時に、今の状況から見たら、上げざるを得ないよなーとも思っています。物価が上がり、賃金も伸びている。この局面で金利をゼロ近くに据え置き続けるほうが不自然でしょう。

困る立場だけど、納得はしている。この両方が本音です。家計の固定費を見直しながら、粛々と積立を続けるだけです。

④ 実質賃金プラス、でも実感はない

今月いちばん考えさせられたのが、ここでした。

数字の上では、実質賃金は+1.6%のプラス。給与の伸び+3.4%が物価+1.9%を上回っている。これは統計として正しいです。

でも、生活の実感としては変わりません。

8月は子どもが夏休みなので、普段より食費が増えました。給食がない、家にいる時間が長い、それだけで食費のグラフは素直に跳ね上がります(マネーフォワードを見ると一目瞭然でした📊)。以前と比べて生活が楽になったかと言われると、そんな印象はまったくありません。

ここで大事なのは、統計を否定しないことだと思っています。「実質賃金プラスなんて嘘だ」と言いたいわけではありません。数字はプラス。でも実感は別。両方が同時に成り立つ、というだけの話です。

統計は平均で、家計は各家庭固有のもの。だからこそ、我が家がやるべきは「ニュースの数字に一喜一憂すること」ではなく、自分の家計簿を見て固定費を削り、余剰資金で積立を続けることなんだろうなと。9月は食品値上げが4,531品目で年内最多とのことなので、しばらくは物価の話題も続きそうです。

⑤ 8月でいちばん印象に残ったこと

相場よりも印象に残ったのが、8/26に発表された「オルカン高配当」でした。9月30日設定の新しいファンドです。

中身を調べたうえで、私は買わないと決めました。理由は別記事に書いています。

詳しくはこちら👇
🌍「オルカン高配当」が9月30日登場|中身を比べて私は買わないと決めました

ちなみに、こうして机に向かって数字を眺めていると、もなかはカーテンの裏に潜り込んで、シルエットだけもぞもぞ動いています🐈 ココアはココアで、撫でてほしいのか足元にちょこちょこ寄ってきて、原稿はまったく進みません。相場がどう動こうと、この2匹の日課は変わらないのがありがたいです。

📖 8月に書いた記事

✨ まとめ

2026年8月を振り返ると、こんな1か月でした。

  • 「夏枯れ」と言われた8月は、実際には日経+3.03%、オルカン+3.69%と上昇した
  • 月の途中に2日で−3,893円の急落があったが、同じ局面のオルカンは−1.5%程度(ずれ考慮)
  • 月の安値は8/3。底は月初だった
  • 実質賃金は+1.6%とプラス。ただし我が家の実感は「変わらない」
  • 我が家がやったこと=いつも通りの積立だけ。ほかは何もしていない

長期の積立が負けにくいと言われるのは、①世界経済が長期で成長してきたこと、②複利が効くこと、③市場全体に分散されていること、④時間分散で高値掴みのリスクが薄まること——この4つが背景にあります。ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、将来の投資成果を保証するものではありません。投資には元本割れのリスクが常に伴います。

9月の相場がどうなるかは、私にはわかりません。予想もしません。ただ、9月の傾向を長期データで調べた記事は書いたので、気になる方はどうぞ👇
📉「9月は株が下がりやすい」は本当?日経平均63年分のデータで調べました

毎月のまとめを書いていて思うのは、結局いちばん効いているのは「毎月同じ額を、同じ日に買い続けている」という一点だけだということです。8月も、何かを判断した結果ではなく、設定してあるから買われていただけでした。

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来月もまた、淡々とまとめます📊

📖 あわせて読みたい

📌 出典・ご確認のお願い

本記事の数字は、日経平均=Yahoo!ファイナンスの日次終値、オルカンの基準価額と純資産総額=三菱UFJアセットマネジメントの公表データ、ドル円=三菱UFJリサーチ&コンサルティングの公表レート(TTM)、物価=総務省、賃金=厚生労働省、GDP=内閣府、値上げ品目=帝国データバンクによるものです。過去の実績であり、将来の運用成果を示すものではありません。

制度やファンドの仕様は変更されることがあります。最新の仕様は公式サイトでご確認ください。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

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