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📱【SBI・楽天】株の注文画面の「SOR」「東P」「JNX」「JAX」って何?どれを押せばいい?

資産運用
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こんにちは、やんともです🏠

日本の個別株を買おうとして注文画面を開いたら、見慣れないボタンが並んでいて手が止まった——という経験はありませんか?

しかもこのボタン、使っている証券会社によって出てくる言葉がまったく違います

  • 楽天証券なら「東P」「JNX」「JAX」
  • SBI証券なら「SOR」「東証*」「PTS」

私が固まったのは、SBI証券のほうでした。初めて日本株を買おうとしたとき、「SOR」「東証」「PTS」の3つが並んでいて、どれを押せば正解なのか分からない。結局そのまま注文せず、一旦調べてから注文を入れました💰

そして楽天証券の画面を開くと、今度は「東P」「JNX」「JAX」という、まったく別の言葉が出てきます。

楽天証券アプリの銘柄画面の一部。右下に「東P」と書かれたボタンがあり、ここをタップすると東証・JNX・JAX と市場を切り替えられる

楽天証券アプリの銘柄画面です。右下の「東P」をタップすると、東証・JNX・JAX と市場を切り替えられます(筆者のスマートフォンより。銘柄名・株価は伏せています)

この記事で分かることは、次の3つです。

  • ①「東P」「JNX」「JAX」「SOR」「PTS」の正体(じつは同じ種類のものではありません)
  • ②楽天証券とSBI証券で、画面の言葉がどれくらい違うか
  • ③結局どれを選べばいいのか

できるだけやさしく、小学生でも分かるくらいのイメージで書いていきます✨

🔍【種明かし】「東P」と「JNX・JAX」は、同じ種類のものではありません

いちばん大事なところから書きます。ここだけ分かれば、あとは全部すっきりします。

「東P」は、その株が「どこに上場しているか」を表す表示。

「JNX」「JAX」は、その株を「どこで売買するか」を表す表示。

つまり、上場している場所の名前と、売買する場所の名前が、同じボタンに並んでいるのです。種類が違うものが横並びになっているので、混ざって分からなくなるのは当たり前なんですよね。

たとえ話にすると、「東P」は商品の出身地、「JNX」「JAX」は今その商品が置いてあるお店のようなもの。同じ産地の同じ商品が、いくつかのお店の棚に並んでいるイメージです🍎
図で示すと下図のような感じです👇

1つの株について「どこに上場しているか」と「どこで売買できるか」が別の階層であることを示した図。上段は東証プライム(東P)で、その株が上場している市場は1つだけ。下段は売買できる場所として東証・JNX・JAX・Chi-Xの4つが並び、JNX・JAX・Chi-XはPTS。さらに下にSORがあり、この4つの中から自動で有利なほうへ注文を流すことを矢印で示している

「東P」は上場している場所、「JNX」「JAX」は売買する場所です。種類がちがうものが同じボタンに並んでいるので、混ざって当然なんですね。どこで売買しても、株そのものは同じものです。SORは楽天証券・SBI証券とも初期設定でオンになっています。取扱いのある市場や画面の表記は証券会社によって異なります。楽天証券・SBI証券および各PTS運営会社の公表情報をもとに筆者作成(2026年8月時点)。

図のように、上に来るのが「上場している場所(ひとつだけ)」、下に並ぶのが「売買できる場所(複数ある)」。階層がちがうんですね。

📖 それぞれの正体を、ひとつずつ

東P=東証プライム市場

東京証券取引所の市場区分のひとつ、プライム市場のことです。銘柄によっては「東S」(スタンダード市場)、「東G」(グロース市場)と表示されることもあります。どこに上場しているかの表示なので、自分で選ぶ・切り替えるという性質のものではありません。

PTS=私設取引システム

取引所を通さずに株を売買できる場のことです。証券会社などが運営していて、日本ではいくつかのPTSが動いています。

JNX

ジャパンネクスト証券が運営するPTSです。

JAX

Japan Alternative Market(ジャパン・オルタナティブ・マーケット)が運営するPTSです。

Chi-X(チャイエックス)

Cboeジャパンが運営するPTSです。

ここで大事なのは、同じ会社の株が、東証でもJNXでもJAXでも売買されているということ。株そのものは同じもので、売り買いする「場所」が違うだけなんです📊

🆚 楽天証券とSBI証券で、画面がぜんぜん違います

ここも混乱ポイントです。同じ話をしているのに、証券会社によって画面に出てくる言葉がまったく違います。

証券会社 銘柄画面の表示 注文画面の選択肢
楽天証券 右下に「東P」ボタン。タップすると 東証/JNX/JAX と切り替わる 市場を選択(東証・JAX・Chi-X・JNXへ直接発注)+「SOR有効」のチェックボックス(初期設定はオン)
SBI証券 「東証*」と「PTS」のタブ。JNX・JAXという名前は出ず、まとめて「PTS」 「SOR」「東証*」「PTS」の3択(初期設定はSOR)

SBI証券の銘柄画面はこんな感じです。

SBI証券アプリの銘柄画面の上部。「東証」と「PTS」というタブが横に並んでおり、どちらの市場の値段を見るか切り替えられる

SBI証券アプリの銘柄画面です。こちらは「東証*」と「PTS」のタブ。JNX・JAXという名前は出てきません(筆者のスマートフォンより。銘柄名・株価は伏せています)

そして注文入力画面はこちら。「SOR」「東証*」「PTS」の3択になっていて、最初から「SOR」が選ばれています。

SBI証券の現物買(注文入力)画面の上部。「SOR」「東証*」「PTS」の3つのボタンが並び、初期設定である「SOR」が選択された状態になっている

SBI証券の現物買(注文入力)画面です。「SOR」「東証*」「PTS」の3択で、最初から「SOR」が選ばれています(筆者のスマートフォンより。銘柄名・株価・買付余力は伏せています)

同じ話なのに言葉が違うので、他社の解説記事を読んでも、自分のアプリの画面と一致しない。これが「調べても分からない」の正体だと思います。

ちなみに私は楽天証券の口座も持っていますが、株の売買はSBI証券でしています。この記事に載せている画面は、どちらも私が実際に撮ったものです📱

🆕 なぜ最近「JAX」を見かけるようになったのか

「前はこんなボタンなかったのに」と感じた方は、勘違いではありません。

楽天証券では、2025年6月16日からJAX市場への直接発注ができるようになりました。それ以前は、後で説明するSOR経由でしかJAXに繋がっていませんでした。これにより東証・JAX・Chi-X・JNX の4市場に直接発注できるようになっています。

つまり、注文画面に「JAX」が出てくるようになったのは比較的最近の話。だから今、「これ何?」と検索する人が増えているんですね。戸惑っているのは、あなただけではありません😊

🤖【たぶん使っています】SORってなに?

ここが実用パートです。

SOR=スマート・オーダー・ルーティング。日本語にすると「かしこい注文の振り分け」です。

複数の市場の板(気配値)を見比べて、買いならより安く、売りならより高く約定できそうな場所へ、自動で注文を流してくれるしくみです。楽天証券のSORでは、東証・JAXPTS・ジャパンネクストPTS・Rクロスを比較先としています。

そして大事なポイントが2つ。

  • 追加の手数料はかかりません(楽天証券公式)。今の手数料コースがそのまま適用されます
  • 楽天証券もSBI証券も、初期設定でオンになっています

ということは——多くの人は、意識しないまま東証以外の市場で約定している可能性があるということです。私も知ったときはちょっと驚きました✨

私はSBI証券でSORのまま買ったことがありますが、正直、そんなに金額は変わりませんでした。ただこれは、SORがちゃんと働いて、差が小さく収まっているとも言えます。派手に得をするしくみではなく、静かに整えてくれる裏方、というイメージです。

SORの注意点も、正直に

  • SORの対象外の銘柄もあります。その場合はチェックボックスが出ない、または選べません
  • 注文を受けてから約定するまでにわずかな時間差があるため、常に最良になるとは限りません(楽天証券が公式に注意点として明記しています)

✅【結論】結局どれを選べばいいの?

初心者の方への私の考えは、はっきりしています。

初期設定のまま(SOR)でOKです。自動で有利なほうへ流してくれるうえに、追加手数料もかかりません。わざわざ悩んでボタンを押し替える必要は、ふだんの取引ではほとんどないと思います。

では、市場を自分で指定する意味があるのはどんなときか。主に次の2つです。

  • 取引所が閉まっている時間に売買したいとき(PTSは夜間も動いています)
  • ②特定の市場の板を見て、自分で判断したいとき

①の時間外取引について、詳しくはこちら👇
株の時間外取引ってなに?PTS・JNX・JAX・プレマーケットの違いをSBI・楽天証券で比較

ここで大事な注意点。PTSは板が薄いことがあります。板が薄いというのは、売り注文・買い注文の数が少ないという意味で、希望の値段で売買できないことがあるということです。「PTSのほうが得」という単純な話ではありません。

ちなみに私自身は、楽天証券でJNXやJAXを選んで注文したことはありません。株の売買はSBI証券でしていて、そこでも基本は初期設定のままです。それで困ったことは、今のところありません。

そもそも私の日本株は、業績と財務を自分で調べて納得した高配当株を、暴落して利回りが魅力的になったときに買う、というスタイルです。買ったあとは長期保有が前提です。1円単位の有利さを追いかける取引はしていないので、市場の選択で神経を使う場面がほとんどない、というのが正直なところです。

🍵 投資信託だけの人は、この画面を見ることもありません

ここまで読んで「難しそう…」と思った方に、はっきりお伝えします。

この画面が出てくるのは、日本の個別株を売買するときだけです。新NISAでeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)を積立しているだけの方は、この画面を見ることすらありません。安心して、いつもの積立を続けていただいて大丈夫です😊

私自身も、インデックスはオルカン一本。積立の設定をしたあとは、ほとんど画面を開いていません。

そういえば、この記事のためにスマホで注文画面を撮っていたら、愛猫のもなかが横から画面をのぞきこんできました🐈 足元では愛兎のココアが、チモシーを鼻でおしのけて好きな一本を選んでいました。うちはだいたい、こんな空気です。

📝 まとめ

  • 「東P」は上場している市場、「JNX」「JAX」は売買する場所。種類がちがうものが横並びになっているだけ
  • 楽天証券は東証/JNX/JAX、SBI証券はSOR/東証*/PTSと、表示がまったく違う
  • SORは初期設定でオン。追加手数料なしで、有利なほうへ自動で流してくれる(ただし対象外銘柄あり・常に最良とは限らない)
  • 初心者は初期設定のままでOK。市場を指定するのは、時間外に売買したいときなど限られた場面

投資には元本割れのリスクが常に伴います。市場の選び方より、まずは家計管理と生活防衛資金、そのうえで余剰資金で投資、という順番のほうがずっと大事だと私は思っています。

最後に、この記事の締めとして書きたかったことを。

分からないボタンが出てきたときに、一度調べてから押す。それだけで十分です。私も初めてSBI証券の注文画面を見たとき、そうしました。焦って押さなかったこと自体が、いい判断だったと今でも思っています✨

※本記事の画面や仕様は2026年8月時点のものです。各証券会社の画面デザインや対応市場、SORの仕様は変わる可能性があります。最新の仕様は公式サイトでご確認ください。
・楽天証券:https://www.rakuten-sec.co.jp/
・SBI証券:https://www.sbisec.co.jp/

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本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

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