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🎯【答え合わせ】7月のETF分配金売りで日経平均はどうなった?

資産運用
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こんにちは、やんともです🐈 少し前に、こんな記事を書きました。

7月上旬に日経平均が下がりやすいのはなぜ?ETF分配金売りのはなし(#879)

あの記事では、「7/8・7/10ごろにETF(上場投資信託)の決算が集中して、分配金を用意するための売りが出やすい。2026年は約1.5〜1.7兆円と過去最大級の試算もある。でも過去の影響は限定的だから、知っておけば怖くないよ」という予告をしました。

その7/8・7/10がもう過ぎました。ということで今日は、いよいよ「答え合わせ」です📊 実際、日経平均はどう動いたのか。データを見ながら、小学生でもわかるくらいやさしく振り返っていきますね✨

📅 まずは7月上旬の日経平均を並べてみる

言葉であれこれ言う前に、まずは事実から。2026年7月上旬の日経平均(終値・前日比)を表にしてみました。

日付 終値 前日比 ひとこと
7/3(金) 69,744円 +1,010円 反発
7/6(月) 69,737円 −6円 ほぼ横ばい
7/7(火) 68,257円 −1,481円 サムスンショック
7/8(水) 66,819円 −1,438円 🎯ETF決算日①
7/9(木) 67,743円 +924円 4日ぶり反発
7/10(金) 68,558円 +814円 🎯ETF決算日②

「ETF売りの日」に🎯マークを付けてみました。ここが今回の主役……のはずでした。さて、どうだったでしょうか。

2026年7月3日から10日の日経平均の前日比棒グラフ。ETF分配金売りの決算日だった7月8日は1,438円安(主因は半導体株の下落)、売りが約1.1兆円と最大だった7月10日はむしろ814円高だったことを示す

2026年7月の日経平均の前日比です。オレンジ枠がETF決算日。大きく下げた7/7〜7/8の主役は半導体株(サムスンショック)で、売りが約1.1兆円と最大だった7/10はむしろ上昇しました。※各種報道の終値をもとに筆者作成。値動きの理由は複合的で、一つのイベントだけでは決まりません。

上のグラフは7/3〜7/10の前日比を棒グラフにしたものです。オレンジでハイライトした2本がETF決算日(7/8と7/10)。ぱっと見て気づくのは、いちばん大きく下げたのは決算日ではなく「7/7」だということ。そしてETF決算日の片方(7/10)は、なんとプラスで終わっているんです。

🔍 検証その1:売りが最大の7/10は、むしろ上がった

7/10は、大和証券の試算でこの日だけで約1.1兆円もの換金売りが出たとされる日です。「ETF売り=下がる」という理屈でいけば、いちばん下がっていいはずの日ですよね。

でも結果は+814円の続伸。この日はAI・半導体株の買いが勝って、大きな売りをはね返してしまいました(出典:日本経済新聞)。

つまり「ETF売りの日=必ず下がる」ではない、ということが今年も実際に示されたわけです。#879で紹介した過去実績(2024年は7/8が−0.32%、7/10が+0.61%と、影響は限定的だった)とも、きちんと整合しています。

🧩 検証その2:大きく下げた日の主役は「半導体」だった

じゃあ、7/7〜7/8の大きな下げは何だったのか。ここが今回いちばん大事なところです。

  • 7/7:サムスン電子の決算が期待に届かず、韓国・半導体株が急落(いわゆる「サムスンショック」)
  • 7/8:前日の米テック株安+半導体株の売りが主因。約1カ月ぶりに67,000円割れ。ETFの換金売りは「重荷になった」程度の脇役扱いの報道(出典:日本経済新聞・株探)

そう、下げた日ですら主役は「半導体」で、ETF売りは脇役だったんです。半導体で指数がグラッと揺れる話は、以前こちらでも書きました👇

日経平均1,741円安はなぜ?半導体で揺れる「指数のクセ」

ちなみに、その間の7/9は+924円の反発。ただこの日は長期金利が一時2.900%と約30年ぶりの高水準になり、株の上値を抑える場面もありました。金利の話はこちらで詳しく書いています👇

長期金利が30年ぶりの高さに!住宅ローン・預金・オルカンはどうなる?

ここから学べるのは、相場はいつも複数の要因で動いているということ。半導体、米国株、金利、そしてETF売り……いろんな力が同時に働いています。だから「このイベントがあるから上がる/下がる」と一つだけ取り出して当てるのは、プロでもまず無理なんですね。

📉 検証その3:1週間終わってみれば、約1.7%の下落どまり

あれだけ「過去最大級の売り」と騒がれたわりに、フタを開けてみればどうだったか。

1週間の始まり(7/3)は69,744円、終わり(7/10)は68,558円。差し引き約1.7%の下落どまりでした。イベントは過ぎ去り、相場はもう次の話題(企業の決算や金利)へと関心を移していきました。

もちろん、これは「今年はこうだった」という過去の記録にすぎません。来年も同じになる保証はどこにもありませんし、相場には常に元本割れのリスクがあります。あくまで一つの記録として見てくださいね。

😺 正直なオチ:予告した本人、当日を気にもしていませんでした

ここで正直に告白します。

#879という予告記事をわざわざ書いた本人なのに、私、7/8も7/10も、当日はまったく気にせず普通に過ごしていました。ニュースも特に追いかけていません。今回この答え合わせ記事を書くためにデータを調べて、初めて「へぇ、7/10ってむしろ上がってたんだ」と思ったくらいなんです😅

この記事を書いている横では、もなかがソファで丸くなって夢の中。ココアは足をぺたっとのばしてリラックスしていて、我が家はいつも通りのんびりした空気が流れています。相場が1,000円下げていた日も、たぶんこんな感じだったんだろうなと思います🐈🐰

でも、これでいいんです。#879の結論はこうでした――「オルカンは分配金を出さないので、このETF売りのイベントとは無縁。長期の積立には関係ない。知っておくのは、あくまで怖がらないため」。

私が当日を気にもしなかったのは、この結論を自分でちゃんと実践できていた証拠なんですよね。妻とも「相場の細かい上下は見ないのが我が家のスタイルだよね」とよく話しています。SBI証券で「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」を淡々と積み立てているだけなので、7月上旬に何があろうと、やることは変わりません。

💡 まとめ:知った上で、何もしない

今回の答え合わせを整理すると、こうなります。

  • 売りが最大の7/10は、むしろ+814円の上昇 →「ETF売り=必ず下がる」ではない
  • 大きく下げた日の主役は「半導体」で、ETF売りは脇役 → 相場は複数の要因で動く
  • 1週間トータルでは約1.7%の下落どまり → イベントは過ぎ、相場は次へ

ここで一つだけ注意を。今回の結果を見て「じゃあETF売りの日を狙って売買すれば?」と考えるのは、おすすめしません。相場のタイミングを当て続けるのはプロでも至難の業で、私自身も株を始めたてのころ、値動きにビクビクして狼狽売りをしてしまった苦い経験があります。今のスタイルに辿り着いたのは、その失敗があったからでした。

「知っておく」のは、当日に何か対策をするためではなく、ニュースや値動きを見ても慌てないためです。知った上で、何もしない。地味ですが、これが積立投資家のいちばん強い過ごし方だと私は思っています✨

予告が結果的に的中したような形にはなりましたが、これはあくまで結果論。次も同じになるとは限りません。だからこそ、一喜一憂せずに続けられる仕組みを作っておくことが大事なんですね。

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※本記事の日経平均の数値や報道内容は、日本経済新聞・株探などの報道および各証券会社の試算をもとにしています。最新の相場情報や制度の詳細は、必ず公式サイトでご確認ください(日本取引所グループ 公式サイト)。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

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