こんにちは!やんともです🐈
今回は医療保険について考えたいと思います。対面式の保険相談に行くと必ず言われる医療保険で備えましょう!というフレーズ、進められるがままに加入した医療保険、医療保険の種類、そもそも医療保険って必要のなのだろうか?その疑問について考えたいと思います。
結論から言います!個人的には民間の医療保険はいりません!
ではなぜいらないと考えているのか解説していきます。
医療保険は本当に必要なのだろうか?
<h3>医療保険とは?その種類と役割</h3>
<h3>公的医療保険を知ろう</h3>
<h3>民間医療保険は入るべきなのか?</h3>
<h3>まとめ</h3>
医療保険とは?
医療保険は、病気やケガの際に医療費の負担を軽減するための制度です。日本では、全ての国民が公的医療保険に加入する「国民皆保険制度」が採用されています。すべての国民は加入する義務があります。それに公的保険でカバーできない費用に備えるためとされている、任意で入る民間の医療保険があります。
民間の医療保険の種類。
終身医療保険: 一生涯保障が続く、保険料も一生涯変わらない。定期医療保険よりも保険料が割高。
定期医療保険: 一定期間のみ保障、期間内は保険料は変わらないが、更新時に保険料が上がる。
貯蓄型医療保険: 保障と貯蓄を兼ねる。貯蓄も備えているため終身、定期医療保険よりも保険料はかなり割高。
などがあります。
なるほど!なら民間医療保険はどのタイプに入ればいいんだろう?保険料を抑えたいなら定期医療保険を選べばいい?
ちょっと待って!本当に民間の医療保険は必要?
公的医療保険について理解してる?
医療にかかった費用の1割〜3割負担すればいいんだよね?
その負担分をカバーするために必要でしょ!
手術とかすると高額になっちゃうじゃん!
浅はかなり!!
公的医療保険について説明するね。
公的医療保険を知ろう
公的医療保険は、日本の国民皆保険制度の一環として、すべての国民が加入することが義務付けられている医療保険制度です。この制度により、病気やケガの際に医療費の一部を公的機関が負担します。
日本には主に以下の3つの公的医療保険制度があります。
• 被用者保険: 民間企業の従業員や公務員が対象。
• 国民健康保険: 自営業者や退職者が対象。
• 後期高齢者医療制度: 75歳以上の高齢者が対象。
これにより、医療費の自己負担は1~3割となります
また手術などで医療費が高額になったった時に使える高額療養費制度があります。
高額療養費制度は、1ヶ月間に医療機関で支払った医療費が一定の自己負担限度額を超えた場合、その超過分を公的医療保険から払い戻す制度です。
高額療養費の限度額はどれだけ医療費がかかってもざっくり10万円くらいで収まる(年収によって金額は異なります)
一月に100万円医療費がかかっても3割の30万円じゃないんだね!
そう!どれだけかかっても払う限度額には上限が決まってるから安心だね!
さらに付加給付というものがあって加入している健康保険組合が独自に設定する制度で、1ヶ月間の医療費が一定の自己負担限度額を超えた場合、その超過分を払い戻す仕組みがあります。
この制度は高額療養費制度に上乗せされ、医療費の負担をさらに軽減します。ただし、全ての健康保険にこの制度があるわけではなく、企業の健康保険組合などで提供されています。
え!さらに上限額、つまり自己負担分が減るってこと?
そういうことにゃ☺️
加入している健康保険組合によっても割合は変わってくるから、
自分が加入している健康保険組合に付加給付が何割か聞いてみるといいにゃ😄
そんな神制度があったなんて・・・
でもさ、病気やケガでしばらく働けなくなったらどうするの?
そういう時には傷病手当金という制度があるにゃ!
傷病手当金とは、被保険者が病気やケガで働けなくなり会社を休んだ際に、生活を保障するために支給される制度です。ただし、一定の条件があります。
傷病手当金が支給される条件
• 業務外のケガや病気であること。
• 働けない状態であること。
• 連続する3日間を含めて4日以上仕事を休んでいること。
• 休業期間中に給与の支払いがないこと。
これらの条件をすべて満たす必要があります。
受給期間は最大で1年6ヶ月。もらえる金額はざっくりですが直近1年間の平均月収の3分の2です。
そんな制度もあったなんて!
公的医療保険ってかなり手厚いのがわかったでしょ!
これに加入しているのに、さらに民間の医療保険に入ろうとしてるんだよ!
このように公的保険を知ってる知らないでは気持ち的にも変わってくるんじゃないですか?
民間医療保険は入るべきなのか?
公的保険についてはわかったんだけど
民間の保険に入っておけばさらに払う金額減るんじゃない?
そうだね、払う金額は減るけど、
それはあくまで病気やけがで手術や入院をした時の話ね。
そのために公的保険料プラス民間保険料を毎月払い続けるの?
仮に毎月の定期で民間医療保険料に3000円払っていたとすると年間3万6千円にもなります。終身や貯蓄型になるとさらに高額になります。確かに中には払った額よりもプラスになる人もいたりはしますが、こればっかりはギャンブルと同じで大体の人がお金をドブに捨てることになります。プラスになる人ばかりだと保険会社は成り立たないですからね。
私の考えとしては民間の医療保険はいりません!
民間の保険料を払うくらいならその金額を貯金しといて、いざ必要になった時に使う、病気やケガで使うことがなければその分のお金は将来のために貯金でもいいし、食事や旅行など自由に使える。選択肢が増え、月々の生活にも余裕がでることにもつながります!
公的保険で足りない分は民間保険でまかなうのではなく、貯金で備えよう!
こうやって話を聞くと保険に入るという選択肢が、
浅はかだったことが身にしみるよ😅
こうやって勉強することは大事にゃ!
これからも勉強していこうね!
まとめ
公的医療保険を知ろう!
医療費の自己負担は1~3割
手術などで医療費が高額になったった時に使える高額療養費制度があり、年収で支払う医療費は上限がある。
さらに付加給付というものがあって加入している健康保険組合が独自に設定する制度で、この制度は高額療養費制度に上乗せされ、医療費の負担をさらに軽減します。ただし、全ての健康保険にこの制度があるわけではなく、企業の健康保険組合などで提供されています。
病気やけがで働けなくなっても傷病手当金という制度があり、これは被保険者が病気やケガで働けなくなり会社を休んだ際に、生活を保障するための制度です。
受給期間は最大で1年6ヶ月。もらえる金額は直近1年間の平均月収の3分の2です。
このような公的医療保険にみなさん入ってます!これにプラスして民間の医療保険に入るのではなく貯金に回して備えましょう!
毎月の家計を圧迫しているのは保険に入りすぎているのが原因かもしれないですよ?
以上、何かの役に立てると嬉しいです!ありがとうございました!
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